シリーズ生命倫理学<br> 医療情報

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シリーズ生命倫理学
医療情報

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  • サイズ A5判/ページ数 260p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784621084939
  • NDC分類 490
  • Cコード C3347

出版社内容情報

医療に関する様々な専門職業倫理、法規制、医療経済・政策論を解説。高齢化や社会福祉に関する情報だけでなく、遺伝子工学、ナノテクノロジーなどの先端技術に関する情報を収載。

生命倫理学は1960年代にアメリカで誕生しましたが、それ以来、実践的学問として医学・医療の分野をはじめ、その他の専門分野や、さらには一般社会にいたるまで、多大な影響を与えてきました。本シリーズはそうした歴史的経緯を踏まえ、「医療現場ひいては社会一般に影響を与えると同時に、医療現場などで実際に役に立つ」ということを基本コンセプトにしています。
 本シリーズの企画の背景には、アメリカのEncyclopedia of Bioethics, 3rd Editionの全訳である『生命倫理百科事典』(2007年、丸善、全5巻、計3500頁)があります。この翻訳は、日本の生命倫理学にとって大きな意義をもっただけでなく、医学・医療の分野はもとより、その他の専門分野や一般社会の要請に応えることができたため、高い評価を受けることができました。本シリーズはこの『生命倫理百科事典』の延長線上の企画として位置づけられます。
 本シリーズは、幅広く生命倫理学及び関連分野の研究者や実務家を結集した一大プロジェクトです。40名の編集委員と総勢約240名の執筆者からなり、編集委員には生命倫理学の分野及びその関連分野で活躍している有能な研究者が就任しています。執筆者は、新進気鋭の若手からベテランまで網羅されています。本シリーズはこのような編集委員や執筆者の努力により、東北大震災などの影響によって当初の予定を遅れたものの、きわめて短期間のうちに刊行に漕ぎ着けることができました。もちろん、編集の過程では多少の軋轢も生じましたが、それらも、より良いものを作る上ではむしろ有益なものとなりました。
本シリーズの読者対象は、?@医療関係者(医師、看護師、薬剤師、コメディカルなど)、?A介護・福祉関係者、?B生命倫理に関心のある人文・社会科学系研究者、法律実務家、学生などです。これらの方々に幅広く読んでいただき、活用していただくことが期待されます。本シリーズは、専門外の人にもわかるように、極力平易に執筆されています。基本事項や概念をわかりやすく説明した上で高度な事項が述べられています。もちろん、本シリーズは現場で役立つことをめざしていますので、具体的な事例なども可能な限り盛り込まれています。

編集委員 ■板井孝壱郎 ■村岡 潔
1章 医療情報と生命倫理 
2章

内容説明

本巻では、生命倫理と医療情報が交差する問題領野を考察するにあたり、「医療情報」というものを単に電子ネットワーク上のものとして捉える立場からではなく、患者を中心に据えた医療におけるその本質的意味について、哲学的・倫理学的、そして社会学的観点から根本的に問い直す。

目次

第1章 医療情報と生命倫理
第2章 医療における情報リテラシー
第3章 診療情報―法的観点から
第4章 診療情報―臨床現場の視点から
第5章 看護情報
第6章 薬害と医薬品情報
第7章 科学的根拠に基づく医療(EBM)と倫理的臨床判断
第8章 医療情報システム・電子カルテ
第9章 医療情報と医療過誤
第10章 医師―患者関係とインフォームド・コンセント
第11章 医療情報と権力
第12章 ヘルスコミュニケーションの生命倫理学

著者等紹介

板井孝壱郎[イタイコウイチロウ]
宮崎大学大学院医学獣医学総合研究科教授、同大学医学部附属病院臨床倫理部部長。1968年生。京都大学大学院博士課程研究指導認定退学

村岡潔[ムラオカキヨシ]
佛教大学社会福祉学部(医学概論・医学哲学)教授。日本医学哲学・倫理学会(評議員)、日本生命倫理学会(常務理事)、内科医(非常勤)。1949年生。日本医科大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。