現代社会の倫理を考える〈16〉合意形成の倫理学

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現代社会の倫理を考える〈16〉合意形成の倫理学

  • 加藤 尚武【著】
  • 価格 ¥2,310(本体¥2,100)
  • 丸善出版(2009/03発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784621080696
  • NDC分類 150.8
  • Cコード C1312

内容説明

未曽有の金融恐慌の核心にあるのは意思決定論の数学的な合理性と、その合理性を発揮させる条件とのズレにある…。裁判員制度において刑事裁判の過程で問題となる「故意と過失」についての基本的な考え方とは?イスラム教国に武力で西欧型民主主義を押し付けることは正当であるか?―といった興味深い話題を取り上げ、問題解決に必要な合意形成による法律、規範づくりのための明快なヴィジョンを提示する。

目次

よい合意とは何か
意志決定の数学的理論
最初の合意形成―交易とナッシュ均衡
相互性の倫理と「善きサマリア人」の倫理―カントとハバーマス
人間に立法権はあるか
合意形成の条件
裁判という合意形成
法律をつくる合意―代理母を実例に
最後の合意形成
異なる文明間の合意形成は可能かl本書の理解的背景

著者等紹介

加藤尚武[カトウヒサタケ]
京都大学名誉教授。鳥取環境大学名誉学長。日本哲学会元委員長。わが国における応用倫理学、環境倫理学の第一人者。1937年生れ。東京大学大学院(哲学)修了。第7回哲学奨励山崎賞、第6回和辻哲郎文化賞受賞。2000年紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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センケイ (線形)

3
法や制度の理論的根拠を知る有意義さがよく分かった気がする。確かに現行の法や法治国家も、数々の議論の上に成り立っていて一定の質があると思う。しかしそれでも、議論されつくせていないことはゴマンとある。そもそも最近ようやく着目されたり、技術革新によって選択肢に上がり始めたりする議論も多くかるわけで、法や制度もまた生き物なのだ。さまざまな社会問題についての自分の態度を決めるうえでも、このような一冊を押さえておくことが出来て良かった。2018/09/30

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