温暖化と資源問題の現実的解法―持続可能社会へ向けた

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 198p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784621080146
  • NDC分類 451.35
  • Cコード C1036

内容説明

世界の温室効果ガスの排出を短期間に半減するなどの非現実的な目標を立て、無理な対策を拙速に講じると、取り返しのつかない大きな副作用を引き起こすおそれがある。数値目標をいたずらに競うのではなく、現実を正しく理解したうえで持続社会実現に向けた合理的解決策を冷静に模索し、準・低炭素社会を経て低炭素社会へ緩やかにソフトランディングする道筋を示す。

目次

第1章 持続性について正しい考え方をするための12か条(持続と循環―持続可能性とは;すべてはグレーで程度の問題―定量的比較が不可欠 ほか)
第2章 われわれを取り巻く状況(現代の環境問題の特徴;自然環境に関する基本的知識 ほか)
第3章 問題解決のためのツール(持続可能な社会;リスク評価―安全確保のためのツール ほか)
第4章 主要な課題を考え直す(エネルギー;地球温暖化の真実 ほか)
第5章 健全な対策を考える(基本的なスタンス;未来シナリオの概略 ほか)

著者等紹介

御園生誠[ミソノウマコト]
1939年鹿児島県生まれ。1961年東京大学工学部応用化学科卒業、1966年工学博士。1983年東京大学工学部教授。1999年工学院大学教授、東京大学名誉教授、2000~2005年日本学術会議会員、2004年度日本化学会会長。2005年より(独)製品評価技術基盤機構(NITE)理事長。2008年より日本化学連合会長、日本工学アカデミー副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ryokbys

0
「いかに効率を上げても現代文明社会のエネルギー・資源多消費の傾向が変わらない限り総消費量は減らない」2010/09/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/72978
  • ご注意事項