内容説明
社会の様々な側面を倫理学的手法で解き明かす手腕に定評のある筆者が、幸福論、結婚観、教養、教育、情報社会、自然環境、身体、心のかたち、人生論…など、我々現代人にとって興味関心の尽きない話題を取り上げ、現代人として有すべき「倫理観」の本質を浮き彫りにする。待望された現代人のための決定版倫理テキスト。
目次
第1章 家族の倫理
第2章 教育の倫理
第3章 記憶の倫理
第4章 身体の倫理
第5章 自然の倫理
第6章 教養の倫理
第7章 情報の倫理
第8章 日本文化の倫理
第9章 死を迎える倫理
第10章 幸福の倫理
著者等紹介
加藤尚武[カトウヒサタケ]
京都大学名誉教授。鳥取環境大学名誉学長。日本哲学会前委員長。わが国における環境倫理学、応用倫理学の第一人者。1937年生れ。東京大学大学院(哲学)修了。第7回哲学奨励山崎賞、第6回和辻哲郎文化賞受賞。2000年、紫綬褒章受章。著書にベストセラーになった『環境倫理学のすすめ』など多数がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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