内容説明
惑星も、地上の物体も、同じ運動方程式に従う。ボール、飛行機、ロケット、惑星、と空を飛ぶものを題材に、運動方程式を書いて、実際に計算して解いてみよう。
目次
ボールの軌跡(1)自由落下
ボールの軌跡(2)空気抵抗
ボールの軌跡(3)“魔球”を実験する
惑星の軌道(1)楕円軌道
惑星の軌道(2)本当に楕円軌道?
惑星の軌道(3)周転円近似
惑星の軌道(4)2つの惑星
惑星の軌道(5)多体問題は解けない?
人工衛星の打ち上げはなぜ大変?
剛体の運動(1)グライダーが飛べるわけ
剛体の運動(2)グライダーの安定性
剛体の運動(3)グライダーの3次元運動
著者等紹介
牧野淳一郎[マキノジュンイチロウ]
東京大学大学院理学系研究科(天文学専攻)助教授。学術博士。1990年東京大学大学院総合文化研究科(広域科学専攻)博士課程修了。東京大学教養学部助手、助教授を経て1999年より現職。主な研究分野は理論天文学、恒星系力学
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