内容説明
新たな付加価値が次々に創造され活気と熱気に溢れたネット社会。そんな社会を目指して、情報インフラを活用する放送、教育、ソフトウェア、アーカイブの技術とサービスについて解説。
目次
第1章 デジタル放送(IT×DT―デジタル技術が目指してきたもの;アナログ財×デジタル財―時間と空間に無関係 ほか)
第2章 e‐ラーニング(「e‐ラーニング」の定義;「e‐ラーニング」の基盤 ほか)
第3章 オープンソース(オープンソースとは何か;ビル・ゲイツとリーナス・トーバルズ ほか)
第4章 デジタル・アーカイブ(デジタル・アーカイブとは何か;NASAのデジタル・アーカイブ ほか)
著者等紹介
曽根原登[ソネハラノボル]
工学博士。信州安曇野生まれ。信州大学大学院工学研究科修了。日本電信電話公社横須賀通信研究所、ATR視聴覚機構研究所認知機構研究室主幹、NTTヒューマンインタフェース研究所映像処理研究部GL・主幹、NTTサイバースペース研究所部長、NTTサイバーソリューション主席研究員、東京工業大学大学院理工学研究科連携教授を経て、国立情報学研究所情報流通基盤研究系教授
新井紀子[アライノリコ]
博士(理学)。東京都生まれ。一橋大学法学部およびイリノイ大学大学院数学科博士課程修了。広島市立大学助手を経て、国立情報学研究所情報学基礎研究系助教授。専門は知識・情報共有システム、教育工学、および数学基礎論。特に、インターネットを用いた情報共有やソーシャルネットワークに関心がある。情報共有基盤システムNet‐Commonsを開発し、オープンソースとして広く社会に提供している。Net‐Commonsを活用した中高校生のための教育サイト「e‐教室」の主宰者も務める。日本数学会教育委員、日本数学協会幹事
丸山勝巳[マルヤマカツミ]
工学博士。長野県生まれ。東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。日本電信電話公社武蔵野電気通信研究所、国文学研究資料館教授、学術情報センター教授を経て、国立情報学研究所ソフトウェア研究系教授。専門は基盤ソフトウェア、通信ソフトウェア。電子情報通信学会フェロー
山本毅雄[ヤマモトタケオ]
理学博士。中国東北部(遼寧省瀋陽市)生まれ。東京大学大学院(理学系化学)修了。東京大学理学部助手、同大型計算機センター助教授、図書館情報大学教授、同副学長、同名誉教授、国立情報学研究所教授、同情報メディア研究系研究主幹を経て、同名誉教授、東洋文庫研究員(客員)。専門は電子図書館、デジタル・アーカイブ、情報システムのヒューマン・インタフェース。1970年代はじめ、情報検索システムTOOL‐IRを開発し、これを使って日本最初の大量文献データベースサービスを運営
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