デザイン12の扉―内田繁+松岡正剛が開く

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  • サイズ B6判/ページ数 248p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784621048979
  • NDC分類 757
  • Cコード C0070

内容説明

本書は、デザインの方へ、デザインに向かって、未知の扉を開くことをねらいとしている。各講師のデザインに対する立場はさまざま。

目次

root‐reality(紙の上の文字と絵のドラマ―伝統の受け継ぎ方・現代化を問い直すために;日本文化が生まれる場と条件―表現手段としての身体、平面、型をめぐって;概念くずしが顕わす源初の花―いけ花からの器、彫刻、軸物、空間への眼差し)
joy‐imagination(アジア発デザイン文化の可能性―文化人類学者による体験的デザイン論;地球の声を映像に託す―言葉、音、映像の音楽的構造化とは;生物と表現のパラドックス―変化を組み込む生物と、永遠を目指す脳そして都市)
complexity‐creativity(空間の未来は身体の二重性に対応―流れを起こす場所性と建築の未完と;未来生活を構想した家政学―キッチンから生活を構想する;安全をデザインする―医療現場の事故原因とデザインで解決できること ほか)

著者等紹介

内田繁[ウチダシゲル]
インテリアデザイナー。1943年生まれ。桑沢デザイン研究所卒業。1981年スタジオ80設立。インテリアのほか家具から工業デザイン、地域開発まで幅広い分野で活躍。代表作は、山本耀司のブティック、ホテル・イル・パラッツォ、門司港ホテルなど

松岡正剛[マツオカセイゴウ]
編集工学研究所所長、帝塚山学院大学教授。1944年生まれ。「編集工学」を確立し、科学から芸術におよぶ領域の再編集に取り組む一方、情報文化と情報技術をつなぐ研究開発も推進

森山明子[モリヤマアキコ]
武蔵野美術大学教授。1953年生まれ。東京芸術大学卒業。1975年特許庁入庁。1986年日経マグロウヒル社(現・日経BP社)に入社し、1993~1998年『日経デザイン』編集長
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