内容説明
化学に魅了された著者が若い世代に熱いメッセージをこめておくる化学入門書。有機化学の基礎をエッセイ風にまとめ、肩がこらずに学べるいまだかつてない楽しい本。楽しい化学のワンダーランドで“化学の魅力”を十分堪能できるでしょう。
目次
1 “熱い”話し―ガソリンと灯油‐地球を守るためのハイオクガソリン
2 “アイ”―世界最小・最高性能のカメラ
3 聖徳太子とユリウス・カエサル―“帝王”の象徴、いまやいずこ
4 ハラが減ったらいくさが起きる―食べ物を粗末にするでない
5 呑めや唄えや―今も昔も忘年会?
6 日本の技術は働く“女性”の味方
7 甘いも辛いも相性占い―不老長寿を求めて
8 “甘い”話し―合成甘味料と有機合成化学
9 “苦い”話し―毒と薬の有機化学
著者等紹介
上村明男[カミムラアキオ]
1959年京都市生まれ。京都大学理学部卒、同大学院博士後期課程修了。理学博士。山口大学教養部講師・助教授・英国インペリアルカレッジ化学科博士研究員を経て、1996年より山口大学工学部助教授(応用化学工学科)。専攻は有機合成化学
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