目次
ことばの中で育ち、形の中に住みつく
ヴェニス・ビエンナーレ日本館
機能と形（吉阪自邸；浦邸；ヴィラ・クゥクゥ）
材料と形（江津市庁舎；呉羽中学校；海星学園 ほか）
硬い殻 軟かい殻 メビウスの輪（ベルギー領コンゴレオポルドビル文化センター計画；箱根国際観光センター・コンペ応募案；大島・元町復興計画 ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パダワン
6
この本は今、なかなか手に入らないそうだが、建築の先輩が本整理につきくれた。写真は全てあえての白黒だが、吉阪隆正の建築のざらっとした手触り感のある強さに合っているなと感じた。コルビジェの弟子としては変わった人だったようだ。昨年「地球をパノラみる」という個展があり、彼の「遊ぶ」という思想を体現した山岳建築が印象的だった。個性的な思想家たる建築家が存在した豊かな時代だったのだ。2023/01/01
J
2
吉阪隆正の展示を見に行ったので再読。自分が見たことある図版の多く(殆ど?)がここから来ている気がする、、網羅的に作品は載っているが、住宅などは展示でしか見れなかったのでやはり貴重かも。毛深い建築が多く載っていてエネルギッシュな作品集2022/04/05
