内容説明
本書では、“超伝導干渉磁束計(SQUID)”、“シンクロトロン放射(SOR)”、“電子分光”を取り扱った。SQUIDは磁束測定の限界に大きなブレークスルーをもたらした技術である。SORは新しいメスともいうべき大きな可能性をもつ技術であって、固体物理のみならず、生物科学、半導体製造技術等までに広がりをもつ。電子分光は歴史は長いが、最近目覚ましい発展を遂げている手法で、固体内の電子のスペクトルを直接的に見る有力な手段であり、応用分野は物性物理、化学、表面物理などの多岐に及んでいる。
目次
1章 SQUID
2章 シンクロトロン放射・SOR
3章 電子分光