憲法の涙―リベラルのことは嫌いでも、リベラリズムは嫌いにならないでください〈2〉

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憲法の涙―リベラルのことは嫌いでも、リベラリズムは嫌いにならないでください〈2〉

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  • サイズ B6判/ページ数 167p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784620323756
  • NDC分類 323.14
  • Cコード C0010

内容説明

改憲派も護憲派もウソばっかり!立憲主義とは何か。民主主義とは何か。日本を代表する法哲学者が吼える。読書界震撼の「リベ・リベ」、第2弾!

目次

第1章 護憲派は何を守りたいのか(憲法学者の「蜂起」;護憲派の二重の欺瞞 ほか)
第2章 改憲とフェアプレー(最善―九条削除;「九条が平和を守っている」という嘘 ほか)
第3章 憲法学を疑う(長谷部氏らの反論;二項削除論とのちがい ほか)
第4章 愚行の権利・民主主義の冒険(見捨てられ不安;愚かな交渉 ほか)

著者等紹介

井上達夫[イノウエタツオ]
1954年、大阪市生まれ。77年、東京大学法学部私法コース卒業。東京大学法学部・教養学部助手、千葉大学法経学部助教授、ハーバード大学哲学科客員研究員、東京大学法学部助教授を経て、95年より東京大学大学院法学政治学研究科教授。法哲学専攻。86年、『共生の作法―会話としての正義』で、(86年度)サントリー学芸賞(思想・歴史部門)受賞。2005年、『法という企て』で、第17回(04年度)和辻哲郎文化賞(学術部門)受賞。09~13年、日本法哲学会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Y2K☮

34
9条を見る。やはり自衛隊は違憲と読めてしまう。でも自衛隊と安保のお蔭で日本は平和だった。そして米軍に基地を提供した時点で戦後日本は侵略戦争に荷担している。この欺瞞をやめようって話。まずはあくまでも専守防衛の戦力として自衛隊を持つと憲法か別の法で定める(著者いわく私生児扱いせず認知せよと)。アメリカが文句を云ってきたら撤退していいよと返す。日本の自立と核武装を彼らは望まぬからそこは駆け引き。安保の形を変える。そもそも自分で自分の国を守るのは国民主権国家の大原則。改憲=戦前回帰と思考停止せず公平な現状分析を。2018/03/09

Y2K☮

33
要は9条に限らず、自分の頭で考えようと。都合のいい時だけ民主主義とか平和主義とか押し付け憲法とかのそれっぽいフレーズを唱えて安心するのをやめて現実を見ようと。安保と自衛隊のおかげで戦後日本は平和だった。でもベトナムやイラクを攻撃する米軍を支援していたし、沖縄に多大な負担を押し付けてきた。9条の文字通りの意味である「絶対平和主義」とはどんな暴力を受けても、たとえ殺されそうでも非暴力で対抗し続けるという覚悟。私にはムリだ。それを守れとも云えない。ならばどんなルールなら皆守れるか。軍は必要。但し専守防衛の明記。2019/10/17

ntahima

20
【県図20】1巻が貸出中の為2巻から。著者は難解な論文を書くことで有名らしいがインタビューを基にした本書は非常に読みやすい。一部憲法学者に見られるアクロバチックな論理展開ではなく、書かれた条文を文字通りに解釈したうえで論じている。「結論先ず在りきではなく、先ずは条文在りき!」集団的自衛権は違憲であり現政府の解釈改憲は無効であるという意見はよく聞くが、なら、個別的自衛権はなぜ合憲なのか?又、国連憲章に基ずくPKOなどの集団的安全保障をどう考えるか?今まで読んだ本の中で一番納得性があった。次は『リベリべ1』。2016/10/05

Francis

16
再読。今回の感想は前回とほとんど変わらない。今回の解散総選挙での希望の党の結党・そして失速を見て、158ページから159ページにかけての野党勢力のあるべき結集の姿を論じた文章の価値がますます高まった。間もなく戦後日本の知的空間の崩壊と新しい姿への再生の過程が間もなく始まると思われるが、この本が少しでもその過程に役に立てるように願う。2017/10/14

おおた

16
政治に興味がない、選挙で何も変わらないと思っている人こそ読むべき。憲法9条の改憲賛成/反対については、改憲する人たちは戦争したいんだろうし、反対派のシュプレヒコールにいまいち説得力を感じない。本書は既存勢力の問題点を具体的かつ明確に指摘するので「こういう筋の通った理論が聞きたかった!」と感銘を受けました。憲法や民法をちょっとかじったくらいのわたしでも理解できる内容なので、選挙前に本書か前著を一読した方が寝覚めがいいと思います。2017/10/14

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