内容説明
特定秘密保護法の可決、集団的自衛権の閣議決定―近頃あの時代の空気そのままに甦ろうとしている気配がある。今、日本人が試されている。
目次
憲法
戦争の記憶
政治
外交
日本の農
地震・原発
自然・科学
日本という国
高齢化社会
若者たちへ
著者等紹介
野坂昭如[ノサカアキユキ]
1930年神奈川県鎌倉市生まれ。63年『エロ事師たち』が三島由紀夫、吉行淳之介らに絶賛され、注目を集める。同年「おもちゃのチャチャチャ」でレコード大賞作詞賞。67年「アメリカひじき」「火垂るの墓」で直木賞を97年『同心円』で吉川英治文学賞、2002年「『文壇』およびそれに至る文業」で泉鏡花文学賞受賞。03年、脳梗塞で倒れて以来、リハビリ中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 3件/全3件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sutekibito
2
少年時代の戦争体験者としての、現代日本論。アンテナの感度が凄く、重みがあった。2014/12/23
がんもどき
1
図書館本。 晩年の野坂さんがひたすらに世を憂うメッセージであった。世の中の暗い面ばかり見てしまうのは、自身の病気と年をとったからもあると思う。割と若い人は若いというだけで希望があるのでは?と思ってしまう。2020/07/11
じょういち
1
新聞連載をまとめたもの。短い間に随分いろんなことがあったものだと思う。野坂節としては物足りない感あり。2014/12/23
rinrin
1
【BOOK(2014)-243】!!!!! 2014/12/15
やぶチャン
1
好きな作家の一人ですが、昭和の時代の人になってしまいましたね★3.82014/11/03