内容説明
人生的ヨロコビの瞬間。
目次
1(アジアジモウロウ日記;「世界遺産」ってなんだ? ほか)
2(人生のお勘定;ビールを飲むのもタタカイだ。 ほか)
3(「うちゅくちい国」はどこに;一七年ぶりのバリ島 ほか)
4(今夜も眠れない…が;麺談風発 ほか)
5(攻撃的距離からの逃走;どたばたカンヅメ日記 ほか)
著者等紹介
椎名誠[シイナマコト]
1944年東京生まれ。作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
65
2013年サンデー毎日に連載されたエッセイをまとめたもの。夏バテ、世界遺産、ビール、バリ島、不眠のこと、映画のこと、食のこと他。このシリーズは力まずに読めてどこからでも読めるところがいい。真夏の暑い日にクーラーがほどよくきいた所、真冬にコタツの中でウトウトしながら、そんな風に読むにはもってこい。あと電車の中で揺られながらもいいと思う。2017/02/18
kaori
28
題名にひかれて。時々エッセイ読むのもいいなぁ~♪重い小説が続いていたので、気軽なエッセイが読みたくて。シリーズものみたいなので、小説を読むのに疲れたら読ませてもらおうと思う。2015/05/22
takeapple
16
美味そうだったり、面白そうだったり、腹立たしかったりする日常のものが出てくる。世の中に物申すことも忘れていない、国分寺書店のオババの正当な後継者。ナマコシリーズも既刊本はあと一冊となってしまった!2018/06/28
ikedama99
12
図書館から借りてきて読む。ナマコシリーズの本。まだ文庫本になっていないようだ。相変わらずのシーナ節ではあるが、危機感のような部分が見え隠れする感じもある。「うちゅくちい国」はどこに の中の文章に、「日本を取り戻そうと言っているが、日本の何を取り戻そうと言っているのか」の一節は、自分もそう思っていたので、「おおっ」と思った。赤マントのころとは、少し雰囲気は変わったのかなとも思っている。 2016/04/24
ikedama99
11
図書館の本、再読に気が付かないで読み終えたのは恥ずかしいような・・。椎名節は健在だが、自宅で書くことに喜びを見つけたというのは、少し意外でびっくり、でも納得している自分もいる。それだけ自分も年を取ったのかと思ってしまう。面白かったんだけどね。2019/03/17