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総点検・日本海軍と昭和史

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  • サイズ B6判/ページ数 398p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784620322452
  • NDC分類 397.21
  • Cコード C0036

内容説明

日米開戦に舵を切った将官たち…サラバ「海軍善玉」論。昭和史研究の泰斗二人が、新公開資料を読み解き、語り尽くした帝国海軍の実像、栄光と限界、提督たちの“失敗の本質”

目次

序章 『小柳資料』の衝撃
第1章 栄光の日本海海戦から昭和の海軍へ
第2章 艦隊派vs.条約派
第3章 真珠湾への航跡
第4章 緒戦の快進撃から「転進」へ
第5章 終りのはじまりから連合艦隊の最後
終章 提督たちの実像

著者等紹介

半藤一利[ハンドウカズトシ]
昭和5年(1930)東京生まれ。東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、専務取締役などを経て作家に。「歴史探偵」を自称。『漱石先生ぞな、もし』で第十二回新田次郎文学賞、『ノモンハンの夏』で第七回山本七平賞、『昭和史』で第六十回毎日出版文化賞特別賞を受賞

保阪正康[ホサカマサヤス]
昭和14年(1939)札幌市生まれ。同志社大学文学部卒業。ノンフィクション作家、「昭和史を語り継ぐ会」主宰。昭和史の実証的研究のために延べ四千人の聞き書き取材を行い、独力で「昭和史講座」の刊行を続ける。一連の昭和史研究で第五十二回菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kiho

15
何をもって歴史と成すのか…新たな資料と証言をもとに振り返る「戦争」は、複雑さと混乱の中から生まれ、引き戻れない状況を作ってしまった☆個々の人たちの証言でさえどこまでが真実がわからない面もあるが、これから平和を考えていく時、あの時代に何があったかを私達はより知るべきなのかも…☆2014/09/19

k.kishida

5
亡き半藤さんと保坂さんが最新の資料をもとにして日本海軍の本当の姿を描き出した対談。私もなんとなく先の戦争は陸軍がのめり込んでいって、海軍はそれにいやおうなく巻き込まれたんだなどと思っていたが、実際のところは海軍もいけいけどんどんの勢力が主流だったと。やっぱり勉強しないと知らないことばかり。2022/07/07

takao

2
・小柳資料 帝国海軍 提督達の遺稿 ☆さらば海軍善玉論(半藤) 2019/09/26

ごいんきょ

2
小柳資料を基に半藤氏と保坂氏が語ります。 残念だったのは私の尊敬する米内さんの駄目出しが在った事。 仕方ないよね、人間だもの。2017/06/14

投入飲料

1
ワシントン海軍軍縮条約と艦隊派の台頭、開戦し敗北に至るまでの過程を、人物に焦点を当てながら追っていく。大まかな流れと個人の動きの両方が分かるため、私のような昭和史初学者にとっても、既に学んでいる人にとっても充実した内容。海軍内部での開戦論の高まりや、柔軟性の無い人事など、これまでの海軍賢明観を打ち壊してくれる。2019/12/26

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