内容説明
老害醜悪タカ・石原慎太郎、ちゃっかり便乗タカ・猪瀬直樹、口先三寸タカ・橋下徹、中退不安タカ・安倍晋三、お笑い無責任タカ・ビートたけし、憲法破壊、生活への圧迫、ファシズムの元凶、原発容認…のさばるタカ派を今こそ断罪する。
目次
第1章 五人の有害なタカ
第2章 タレント文化人筆刀両断
第3章 政経外科
第4章 風速計
第5章 抵抗人名録
第6章 思郷通信
第7章 筆刀直評日記
著者等紹介
佐高信[サタカマコト]
1945年生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。高校教師、経済雑誌編集長を経て、現在、評論家として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kaz
6
気鋭の評論家による、切れ味鋭い人物論が心地良い。示唆に富むエピソードが満載で、今の不透明さにモヤモヤしている人には光明となるかも。中でも印象に残ったのは美輪明宏氏と中曽根元総理のやりとり。海軍魂を知らないだろうと言った中曽根氏に対し、「海軍魂は知りませんけど、原爆にやられました。竹槍の練習もされられたし〜」、「そんなに海軍魂が大層なものなら、何で負けたのですか。向こうが原爆作ってるときに何で私たちは竹槍を作らされてたんですか」まさしくその通り!2017/10/02
Humbaba
2
分からないと言うのは恐怖を増幅させる。そして、その恐怖を取り除くためには、わかり易い言葉が重要になる。しかし、わかりやすくて木を作り、勇ましい言葉を並べるだけでは、信用するに値しない。その上で、本当にその言葉には中身があるのかを問うてみる必用がある、という主張。2013/06/10
やぶチャン
1
最近、抹香臭い説教ばかり垂れる五木寛之と瀬戸内寂聴に対する批判が印象に残りました★3.32015/05/27