境界を生きる―性と生のはざまで

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  • サイズ B6判/ページ数 233p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784620321783
  • NDC分類 367.9
  • Cコード C0036

内容説明

わたしは男?それとも女?「性分化疾患」と「性同一性障害」。男と女。生まれたときに性別は決まっている―そう疑わない社会で、誰にも言えない苦しみを抱え込む当事者たち。苦悩する医療関係者、そして現実の壁。人間の根源に迫った新聞報道の金字塔、ついに書籍化。

目次

1章 性分化疾患(性を選ぶ苦悩;医療の現場で;事実を知るとき)
2章 性同一性障害(学校というハードル;親子の距離;待てない子どもたち ほか)
3章 性と生のはざまで(結婚、子育て、夢は…;働きたい;戸籍の「壁」 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

165
性自認(心の性)がハッキリしていて身体の性とのギャップを強く感じる「性同一性障害」と、性自認や身体の性的な特徴に個人差がある上、性腺や性染色体の組み合わせから70種類の状態にも及ぶ「性分化疾患」。この2つについてさまざまな当事者たちのケースを中心に書かれている。出生時の性別が曖昧な場合、男の子の外性器にする形成手術のほうが非常に難しいため、ただそれだけの理由で女の子の外性器に近づける手術をしてしまう医師が多いという昔からの事実。そのため成長にともなって自分の性に違和感を持つ当事者も(コメントに続く⇒2014/07/30

ユザキ部長

92
是非とも生きたい様に生きて欲しい。大いに人生を楽しんで欲しい。どんな形であれども。いずれにせよ産んで育ててくれた親の覚悟に感謝し、誰かの為に何かをしたいと思った時に人は大人になる。それは男でも女でも変わらない。我々は同じ仲間に大いな関心を持つべきだ。2016/01/11

nyaoko

73
昔「IS」と言う漫画を読んでました。それを思い出して借りてみた。例えば、体と心の性が一致しない人というのは聞いた事もあるし、その為に手術をして性別を変えたり、戸籍も変えるなどして本来の「自分」として生きる人はメディアでも見かける。しかし、男でもなく、女でもなく。両方の体と心を持つ人と言うのは恐らく社会には認知されていないし、自分の身近にいるとはピンと来ない。そんな悩みと苦しみを抱えた人達がいることを知る事が出来た。エピローグに紹介された帚木蓬生さんの「インターセックス」を読もうと思った。2015/12/19

kinkin

62
マジョリティーがあるということはどこかに必ずマイノリティがあること。 その存在をまず認めることの重要さを感じた。様々な難病もそうだ。一年に2日ほど夜通し、彼らを引きずり出すことよりも、もっと考えないといけないことはたくさんあるはずだ。バリアフリーと叫びながら、実はバリアを張り巡らしているのが今の日本じゃないだろうか。2014/09/04

くろにゃんこ

59
「男の子と女の子、どちらとして育てたいですか?」と医者に聞かれる・・・こんなにも医学が発達していても『心の性』と『身体の性』が違って生まれる人の多さに驚きました。知らなかった《性分化疾患》。ドラマでも取り上げたことで少しは知っていた《性同一性障害》は本人しか気づかない場合が多く、違和感を一人抱えたまま過ごす人が多い。そもそも性別を2つに分けることに無理があるのでしょうね。私も含めて知識がないことって怖いです。こういうことがあるってことを知る機会、教える機会って大切だと思う。2014/06/11

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