内容説明
自分で学ぶ、自分で決める―子どもが変わる暮らしの中の「50の約束」。「『捨てる!』技術」のベストセラー作家が子どもたちに贈る強く優しく生きるための「人生の教科書」。
目次
春の章(麦茶を取ってもらった―「ありがとう」言っている?;ただいま!と帰ってきたら…―玄関で靴をそろえている? ほか)
夏の章(友だちが嫌なことをする―黙ってがまんする?;道を歩く時―だらだら歩いていない? ほか)
秋の章(学校に行く時に待ち合わせ―友だちを待たせていない?;電車でお出かけ―子どもは立つべし! ほか)
冬の章(新しい年だ―一年の目標を立てよう;やけどした!―あわてないですぐ冷やそう ほか)
著者等紹介
辰巳渚[タツミナギサ]
1965年生まれ。お茶の水女子大学文教育学部卒業。文筆家。現代における豊かで生きやすい暮らしの秩序を考え、提言しつづけている。その実践の場として、2007年度から「家事塾」を主宰。また家庭教育に関心が高く、子ども環境アドバイザーとしても活動している
朝倉世界一[アサクラセカイイチ]
1965年生まれ。東京都出身の埼玉育ち。アルバイト先の雑誌編集部でイラストを描き始めて、88年に『おさるでグラッチェ』、『山田タコ丸くん』で漫画家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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paluko
13
大人でもこれ全部実行できてる人っているんだろうか。こんな疑問をもってしまう自分がクズすぎるんだろうか。現代は子どもでもなかなか隙の無い立ち回りが要求されるようだ。毎日小学生新聞に連載されたものの集大成ということで、仕方ないのかもしれないが、全編にわたって家事を一手に引き受けているのは「お母さん」という前提、「お父さんの育った家に遊びに行くことも、あるよね。そんな時、お母さんは「お嫁さん」という立場になる」(67頁)という一文とかちょっと背中ぞわぞわだよね。2022/07/04
トモ。
4
小学生向けかな?ついつい全部親にしてもらってしまいがちなことを、「素敵な自分になるためには、自分でやってみよう!」と分かりやすく書いてある本。親むけのしつけ本は結構あるけれど、この本みたいに子どもが自分で読んで、「よし!やってみよう!」って思う本ってあんまりない気がします。なので良い感じです。2015/05/11
カヤ
2
押し付けがましさがなくて、なんかこう、こうできたらいいな!こうきたおな!って前向きな気持ちになった。2017/04/20
yuzuki
2
絵が好きだった。 子供向けで分かりやすい。 あ、なるほどなって思うことがあった。 2016/04/26
なななろ
2
「思いやりは、自分から相手に強制するものじゃないんだ。自分のことは自分でやろうとする人に対して「私のほうが近いから」と申し出る気持ちが、思いやりなんだと思うよ」「人を気軽に使うのはとても失礼」お母さんにティッシュとってと言わないようにします。(゜_゜)2015/11/22