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日本―根拠地からの問い

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  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784620318615
  • NDC分類 361.65
  • Cコード C0036

内容説明

思想、天皇、反抗、文学―地の底からどろりとした情念、新自由主義に従属する国家をパトリから撃つ画期的な語りおろし。

目次

第1章 地方・熊本・天皇(地方;熊本;天皇)
第2章 右翼・保守・民族(右翼;保守;民族)
第3章 文学・戦後・根拠(文学;戦後;根拠)

著者等紹介

姜尚中[カンサンジュン]
1950年、熊本生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業、同大学院政治学研究科博士課程修了。現在、東京大学大学院情報学環教授

中島岳志[ナカジマタケシ]
1975年、大阪生まれ。大阪外国語大学ヒンディー語専攻卒業、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程修了。現在、北海道大学公共政策大学院准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さえきかずひこ

3
本邦における近現代の右翼思想と左翼思想を整理するのに役立つ対談本である。ナショナリズムの空洞化を憂い、愛郷心から日本の在り方を考えようという認識/啓蒙は近代批判としては凡庸な気がするが、何よりも博識がグルーヴし、ことばとことばが響きあっているので読んでいて愉しい。本文のレイアウトも独特なゆがみが美しく、丁寧で読みやすい註も印象に残る。近年の良作である浅羽道明『右翼と左翼』や小熊英二『「民主」と「愛国」』あたりと読み合せても良さそうだ。2009/01/25

いちはじめ

2
1950年生まれの姜尚中と、1975年生まれの中島岳志の対談。はたして噛み合うのかと読む前は不安だったが、なかなか良いのではないか、これ。特に中島岳志、若いのに良くお勉強しているなという印象2008/06/21

カネコ

1
2010/10/24

もいちょうけろ

0
地方(熊本)出身のためか、なにか近いものを感じる。2013/05/02

勘太郎

0
昨今、戦後史が話題 が、この作品から戦前史の大切さを認識 何よりも戦争に牽引した思想は何か? 今までとは違う歴史認識をもった 左翼とは?右翼とは? 自分の持っている言葉の危うさを痛感

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