内容説明
医師不足と医療難民の増大、崩れる患者との信頼関係、過重労働に疲れ果て訴訟に萎縮する医師たち、「心」の大切さを学ばない医師の卵…。国民の手に医療を取り戻すために、医療現場の叫びを受け、健全な未来への手だてを問う。
目次
1 崩壊の現場
2 なぜ、医師は足りなくなったのか
3 患者の責務と信頼関係の構築
4 医療崩壊を食い止める糸口―「かかりつけ医」の存在
5 医療費の確保に向けて
6 こういう医師を育てたい
7 医師会として何をなすべきか
著者等紹介
唐澤祥人[カラサワヨシヒト]
1942年、東京生まれ。千葉大学医学部卒業。(社)墨田区医師会会長、(社)東京都医師会会長、(社)日本医師会理事などを経て、2006年4月から(社)日本医師会会長。また、2007年5月から(財)日本学校保健会会長。この間、1996年に東京都知事表彰、2005年に厚生労働大臣功績賞(労働安全衛生)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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