内容説明
マッカーサーに逆らい、被爆直後の長崎に命がけで一番乗りした米国人ピュリツァー賞記者。60年を経て日の目を見た、歴史的ルポ。
目次
第1部 長崎に一番乗りして(一九六六年回想)
第2部 長崎発特派員速報(一九四五年九月六日~九日)
第3部 捕虜を訪ねて(一九四五年九月一〇日~二〇日)
第4部 ふたたび長崎へ(一九四五年九月二〇日~二五日)
第5部 ウェーク島の二人のロビンソン・クルーソー
第6部 死の航海―地獄の七週間
第7部 ウェラー特派員報告の背景―ジョージ・ウェラーの子息、アンソニーの回想(二〇〇五年)
著者等紹介
ウェラー,ジョージ[ウェラー,ジョージ][Weller,George]
1907年米国ボストン生まれ。ハーバード大卒。1930年代、『ニューヨーク・タイムズ』紙にギリシャ、バルカン情勢についての報道を始め、次いで『シカゴ・デイリー・ニュース』で戦争報道を行なって名を成した。1943年には敵の海域にある潜水艦内で行なわれた盲腸炎の緊急手術を題材とした記事により、ピュリツァー賞を受けた。1947年には優れたジャーナリストが選ばれるハーバード大学のニューマンフェローに選ばれ、1954年にはロングアイランド大学が優れたジャーナリストに贈るジョージ・ポーク賞を受賞している。2002年、イタリアの自宅で死去
ウェラー,アンソニー[ウェラー,アンソニー][Weller,Anthony]
多くの雑誌向けに広く旅をして寄稿しているほか、ジャズ、クラシック両ギターの演奏家としても広く知られる
小西紀嗣[コニシトシツグ]
東京大学法学部卒。会社勤務を経てフリーランス翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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