抵抗論―国家からの自由へ

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784620316758
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0030

内容説明

自衛隊派兵、憲法破壊、メディアと戦争の共犯、自由の圧殺…。あらゆる人間的価値が崩れてゆく危機の淵を見とおし、一人ひとりの、自分独自の、内奥からの「抵抗」を呼びかける。

目次

抵抗はなぜ壮大なる反動につりあわないのか―閾下のファシズムを撃て
憲法、国家および自衛隊派兵についてのノート
実時間の表現
動員と統制
軽蔑
キンタマ
自分のファシズム
夢の通い路
もっと国家からの自由を―闘いとるべき「知」の境界
マスメディアはなぜ戦争を支えるのか
言論の闘いに“時効”はない
抗暴とはなにか
記憶殺しと記憶の再生
あの声、あの眼
空とブルカと箱写真
破片
危機の認識と抵抗のありようについて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Z

2
イラク戦争の頃の時評あるいはエッセイ集。同じジャーナリストだか、池上彰さんとは、対極にある文章。客観的に出来事を提示するだけじゃなく、(勝手な暴論を吐くというわけでもないが)学生運動のメンタリティを引き釣り続けているように、アメリカに協力して、イラクに派兵する日本政府を徹底的に批判している。だけでなく、徹底的に批判しなかった、テレビ、新聞のメディアをも批判している。毎日新聞のインタビューアーに対して毎日新聞を罵倒!安保法案も、単独の出来事ではなく、歴史は連続しているんだと、この本よんでハットさせられた。2015/06/14

カネコ

0
2011/05/26

Maumim

0
期せずして、憲法記念日にふさわしい1冊。辺見氏を読むと、考え方や視点とかだけでなく、日本語能力自体を鍛えられる気がする。2011/05/03

天茶

0
読みかけ29p

天茶

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読みかけ29p

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