「書」で解く日本文化

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784620316628
  • NDC分類 728.21
  • Cコード C0071

内容説明

書家であり書論家の著者が、写経・女手=平仮名・禅・寺子屋・遊女・七夕・柿本人麿・空海・小野道風などのキーワードや様々な視覚資料を通じて、書くことの意義を探り、日本文化の仕組みを解き明かす。

目次

第1章 写経の効力
第2章 女手=平仮名の発明
第3章 禅と墨蹟、漢語の厚み
第4章 解放される文字
第5章 寺子屋の手習い
第6章 遊女と書
第7章 日本のなかの中国趣味
第8章 書の巨人たち
第9章 近代化がもたらしたもの

著者等紹介

石川九楊[イシカワキュウヨウ]
1945年福井県生まれ。京都大学法学部卒業。書家、評論家として活動。京都精華大学教授、同大学文字文明研究所所長。1991年『書の終焉』(同朋社出版)でサントリー学芸賞、2002年『日本書史』(名古屋大学出版会)で毎日出版文化賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マカロン

2
日本語が発音を5音表記にしたから、中国語や韓国語のような複雑な発音が残っていないという説が印象的。藤原佐理の書の良さがわかるようになりたいものだ。2010/10/07

miharasi_mamiya

0
日本の文字についての本。歴史にそって解説されている。割と読みやすかった。図版や(絵画)資料(筆の写真)が豊富。絵の中で書を書いてる状態について割と細かく解説しており、面白かった。寺子屋の絵が面白かった。2011/08/29

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