内容説明
大統領の屍におれの名前を刻み込んでやる!1974年夏。23歳のテロリストは、大統領を標的に、韓国、北朝鮮、日本、アメリカの政治謀略が渦巻く闇の奥へと疾走してゆく―。底知れぬアジアの闇を描き切った、新世紀もっとも危険な書き下ろし。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
obb
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×つまらなかった2013/08/25
よっちゃん
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ヒトラー、スターリン、ド・ゴールなど要人暗殺を描いたサスペンスミステリーの傑作はいくつかありますが、そこには虚構の前提があるからこそ、手放しで楽しめる世界があります。時代も、場所も我々とは遠く離れていていわば絵空事の世界です。一方スパイ小説、国家的陰謀小説で日本を舞台にした傑作はあまりお目にかかりません。 そんなわけで梁石日「死は炎のごとく」の日本を舞台にした韓国の大統領金大中の日本での拉致事件と大統領朴正熙暗殺未遂事件そのものを語る迫真性には身近に存在する「怖さ」を感じさせます。 2006/02/06
AppleSugar
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TBD2010/08/15