内容説明
異国の小さな村で、ジュリアは看護師をしながら、慎ましく暮らしていた。かつての喧噪がまるで嘘のようだ。5年前、ジュリアは大病院で忙しく働きながら、恋人である優秀な外科医ネイサンとの結婚を目前にしていた。ところがジュリアの祖母が重病にかかり、彼女は悩んだ末に、さらなる飛躍を目指すネイサンの負担にならぬよう、真実を告げずに黙って彼のもとを去ったのだ。私の選択に間違いはなかったはず。そんな彼女の強がりも、村で偶然ネイサンの姿を見かけた瞬間、もろくも崩れ去った。
著者等紹介
ウィタル,イヴォンヌ[ウィタル,イヴォンヌ][Whittal,Yvonne]
ロマンス作家。南アフリカ生まれ。南アフリカの各地を舞台に、もつれる愛の物語を数多く描く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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