内容説明
妹を妊娠させた許しがたきロス侯爵をこらしめるため、ケイトは少年に扮し、彼の屋敷へと忍び込んだ。だが、ただ責任を取らせたくて銃で脅すつもりが、あろうことかその銃が暴発し、侯爵に当たってしまう。動転したケイトは、意識を失った侯爵を馬車に乗せ、自分の領地ハーゲイトまで連れ帰ると、必死に看病した。やがて侯爵は意識を取り戻すも、むしろ問題はそのあと起こった。妹をたぶらかした相手がロス侯爵ではなかったと判明したうえ、彼がケイトに不埓な誘惑を仕掛けてきたのだから…。
著者等紹介
シモンズ，デボラ［シモンズ，デボラ］［Ｓｉｍｍｏｎｓ，Ｄｅｂｏｒａｈ］
日本では『狼を愛した姫君』でデビュー以来、ヒストリカルの分野でナンバーワンの人気を誇る作家。米国オハイオ州在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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たまきら
22
妹を妊娠させた貴族の家に少年の姿で乗り込む伯爵令嬢！…没落しているとはいえ大うけです。笑えるネタだらけなんですが、強情なお2人なので物事がスムーズに運びません。ケーハクで気弱だけれど素直な妹カップルたちが良く見える始末（彼女の容姿が衰えたらこのカップルやばそうですがねえ…）。現在子猫がいるので、片目の猫をかわいがる女子にほっこりしました。男子はしかし馬鹿だなあ…。もうすこし財産系の部分を整理して、当時の女性の権利について説明してほしかったけど、面白かったです。2021/10/13
ぽこ
7
シャーロットの冒険に出てきたロス侯爵の話。ヒロインは今は落ちぶれた伯爵令嬢で、ロス侯爵がヒロイン妹を孕ませた相手だと思い込み拳銃で撃ってしまう。威厳あるロス侯爵がヒロインにメロメロになっていくのが面白かった。必死に彼女に惹かれまいとするけど、無駄な足掻きであることにニマニマ。シャーロットとウィクリフのその後も読めて楽しかった。2016/02/14
サティーシャ
1
妹を妊娠させたロス侯爵をこらしめるため、屋敷へと忍び込んだが銃でケガをさせたため侯爵を馬車に乗せ、自分の領地ハーゲイトまで連れ帰る。侯爵がは意識を取り戻すと妹をたぶらかした相手がロス侯爵ではなかった。シャーロットが出てきてニマニマ。ケイトとロスは本当に似たもの同士だね。2015/08/19
みぃ
0
★★★★☆2012/11/05
