内容説明
充実したケリーの人生で唯一の問題は、夫ドルーとの関係だ。もともと、ドルーはケリーの父親の会社を手に入れたくて、彼女は両親から自由になりたくて、便宜的に結婚したにすぎない。だから本当は夫に惹かれていても、ケリーは仮面をかぶり続けた。他にも女性がいるという彼に心を見せたら、傷つくだけだもの!ここ数年ケリーは、出張の多い実業家である夫の予定を把握し、彼がロンドンに戻るときはわざと旅行に出て、会うのを避けてきた。そんなふたりが、ある日パリで鉢合わせした。なんとドルーは、欲望を隠しもせずケリーに迫ってきて…。
著者等紹介
ラム,シャーロット[ラム,シャーロット][Lamb,Charlotte]
第2次大戦中にロンドンで生まれ、結婚後はマン島で暮らす。5人の子供を育てた。ジャーナリストだった夫の強い勧めによって執筆活動に入り、100作以上の作品を著す。2000年秋、多くのファンに惜しまれつつこの世を去った(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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麻琴
3
何となく本棚に片付ける前に再読してみたけど、やっぱりヒーロー好きになれない。「最初はいたけど、最近は女はいない」と言われて「最近はいないんだ♪」と喜べるか(怒) ヒロインに避けられたのもあくまでヒーローの自己責任だし同情の余地なし。絶対こんなやつ慰謝料貰って別れるべき。2015/08/25
やまと
3
ただひたすらヒロインが大好きなヒーロー。傲慢過ぎてチョットびっくりだけど。。。。 お互いもう少し素直な気持ちを伝えあっていれば、6年間を無駄にしなかっただろにね。2015/06/29
麻琴
2
形だけの結婚をしてる夫婦の話。良くいえば情熱的なヒーローだけど、全く好感持てなかった。便宜結婚をもちかけておきながら孫を欲しがるヒロイン父の言葉を盾に取りヒロインに襲いかかるさまはレイプ魔のよう。たとえヒロインにベタ惚れなのを素直に表せない只のバカ者とわかってても、あれでヒロインが心開くわけないじゃん。最後にヒロインを嫉妬させようとした行動が特に最悪。別れてフィリップにいくべきだよヒロイン! ☆32015/08/04
shushu
0
なつかしー、と思って高すぎる文庫再版を購入。奥付見ると30年前なのねorz2012/08/08