内容説明
パリの寄宿学校に通う18歳のブリアンヌは、ある夏の日、建設会社社長のピアス・ハットンとルーヴル美術館で出会った。ピアスは建築家としても名をとどろかす成功者だが、妻を亡くした悲しみに沈むあまり、本来の輝きのいっさいを失っていた。この人も世界にひとりぼっちなんだわ―どこにも居場所を見つけられない、私と同じように。しだいに幼いブリアンヌは、ピアスの孤独な心に寄りそい、その傷を癒やしてあげたいと願うようになる。それが、切ない恋の始まりだとは気づきもせず…。大人気作家の、心震わす純愛ロマンス。
著者等紹介
パーマー,ダイアナ[パーマー,ダイアナ][Palmer,Diana]
ロマンス小説の世界で、絶大な人気を誇る作家。ニューヨークタイムズをはじめ、各紙のベストセラーリストにたびたび登場する。米ジョージア州在住で、大の親日家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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矢田ふみえ
2
善人と悪人が、はっきりしているパターンかなぁと思ったが、逃避行もあったねぇ。2019/11/17
ちゃろ
2
⭐⭐⭐10年連れ添った妻を亡くした40近いヒーローと20歳になったばかりのヒロイン。亡き妻を愛してるヒーローがヒロインの慰めや優しさに心を動かされながらも、罪悪感を覚え、突き放したりという年の差カップル設定の定番。ヒロインが前向きで明るい。戦争とか、誘拐とかあって「ペーパーローズ」のヒーローのテートが大活躍。テネシーを置いて時々消えてたけど、こんなことしてたのね(≧∇≦)。2014/07/27