内容説明
亡き父の遺言状はマリアにとってあまりに衝撃的なものだった。父ともほかの姉妹とも血のつながりはなく、それぞれの複雑な生い立ちが明らかになったのだ。マリアは動揺しつつも、過去と向き合う決意をする。実の母が何者かに殺されていたなんて―マリアは故郷に戻り、地元の刑事ボディの協力を仰いで母の軌跡をたどった。次々と現れる真実にマリアが打ちのめされるたび、ボディは彼女を励まし、ときには情熱的に癒やした。だが、2人の間に強い絆が生まれかけたとき、運命はまたもマリアに残酷な試練を与えようとしていた…。
著者等紹介
サラ,シャロン[サラ,シャロン][Sala,Sharon]
オクラホマ生まれ。存在感のあるキャラクターと刺激的なプロットを得意とし、各紙ベストセラーリストの常連。ダイナ・マコール名義でも多くの作品を著し、ひと味違った作風でファンを増やしている
皆川孝子[ミナガワタカコ]
東京都生まれ。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆう
24
図書館本。スレイド3姉妹の3部作1作目。牧場主の次女マリア×殺人課刑事ボディ。亡くなった父親の遺言書で知った衝撃の真実。実は全員血の繋がりはなく、全員犯罪に巻き込まれないように引き取られた3人だったということ。なんともすごい設定からのスタートでビックリ。今回のヒロインは幼い頃に実の母を殺されたのを目撃、あまりのショックでその時の記憶がないけど遺言書がきっかけで過去と向き合う。マリアいい子だわ~。そんなマリアに早々とメロメロになって守るボディが甘い甘い。次は3女サヴァンナ、どんな運命が待ち受けているのやら。2017/05/05
mimi_chataro
0
父の遺言書が開封されると家族の秘密が明かされる。三人の娘は過去をたどり秘密を探る。やりきれない真実があり、愛を見つける最後に癒しがある。残りニ作も楽しみ。2012/09/21
立花真幸
0
★★★☆2012/09/20