Mira文庫<br> 夢迷宮への片道切符〈下〉―フェアリー・プリンセス

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Mira文庫
夢迷宮への片道切符〈下〉―フェアリー・プリンセス

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  • サイズ 文庫判/ページ数 296p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784596915108
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

弟を取り戻すため、幼なじみのロビーと妖精界に飛びこんだミーガン。だが途中ではぐれてしまい、ようやく見つけたとき彼は妖精王の手で鳥の姿に変えられていた!頼みの綱をなくしたミーガンに、さらに衝撃の事実が告げられる。彼女は人間の母親と妖精王との間に生まれた、2つの種族の血を引くプリンセスだというのだ―皮肉屋の猫やクールな冬の王子まで現れて、波瀾含みな怒涛の後編。

著者等紹介

カガワ,ジュリー[カガワ,ジュリー][Kagawa,Julie]
ロマンス作家。カリフォルニア州サクラメントの生まれ。『フェアリー・プリンセス 夢迷宮への片道切符』でデビューするやRITA賞を獲得し、その才能を見せつけた

宮崎真紀[ミヤザキマキ]
英米文学・スペイン文学翻訳家。東京外国語大学スペイン語学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)

48
弟を助け出す為、ミーガンはグリマルキンと共にアンシーリー王国に潜入しようとしますが、そこにはさらなる試練が待ち受けていて・・。上巻と同様献本でいただいた本です。ここにきて一気に面白くなってきました。本格的に敵との闘いが始まり物語は大きく動き出します。ようやくラブロマンスらしき展開になったのも嬉しかったです。この終わり方では消化不良なので、是非とも続編を出してスッキリさせて欲しいですね。アッシュとパックの過去の話をもっと読んでみたかったかな。★★★★2012/08/06

とりあえず…

17
【献本にて】悪役が登場しては戦い、登場しては戦う、を繰り返す。軽いロマンスあり、社会への警告ありと、若ければとっても楽しめると思います♪色んなトコに次回への伏線が張られてまして「う~ん、気になる!どうやって始末つけるの?!」と思わされてるあたり、まんまと引っ掛かってしまってるのですね…。2012/12/12

mayuri(Toli)

16
科学技術から生まれた鉄の妖精たちという発想が面白いなと思います。現代社会へのメッセージ的なニュアンスもあるのでしょう。「必要なものは全てもってるから」とミーガンはいいます。現代社会でも、本当に必要なものは多くないのかもしれないですね。それにしてもミーガンは、何でもかんでもすぐ取引しすぎで、読んでいるこっちがヒヤヒヤしてしまいました。これらの伏線が気になって、きっと次巻も読んでしまうんだろうなあ。それにしてもアッシュはアンシーリー(悪い、祝福されていない妖精)の国の王子なのに、いいやつすぎます。面白かった。2012/08/30

しょこら★

11
わーもうすごいドキドキワクワク!素敵なファンタジー!冴えなかったミーガンが、妖精や鉄の王たちとの駆け引きや大立ち回りでどんどん逞しく、強かに成長する姿に夢中!アッシュとの距離はみるみる縮まり、それをパックはヤキモチなんてラブロマンスもあり。アイアン王は倒したけど、取引や冬・夏の国の確執、アッシュとの更なる進展…役者あとがきをみるとまだまだ続きがあるみたい。…気になる。わたしは絶対アッシュ派。イメージは松潤。あーでも科学にかまけて、想像や空想が少なくなって妖精たちの住家がなくなっていくのは現実的で痛かった。2012/08/05

nirokuya

8
人間と妖精のハーフだと知らされた主人公ミーガン。実父はなんと妖精王オベロン。幼馴染みのロビーは父に遣わされた妖精パックだった。と言う衝撃の事実を何とか心におさめて、ミーガンは妖精の王子アッシュと契約し、猫妖精のグリマルキン、ロビーことパックと共にひたすらに弟救出の旅を続ける。そんな中、古来の妖精界に蔓延る新たな妖精、アイアン族の存在を知る。その種族を束ねるマキナ王はいったい何の狙いがあって弟を拐ったのか?ちょっと唐突な感じがする恋愛模様に引っ掛かりつつも読みきった。2012/07/30

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