内容説明
ネブラスカの空港で神父が殺害された。刃物で腹部を一突され、彼がバチカンに運ぶはずだった機密書類が消えた。警察からの要請を受け、急遽現場へ飛ぶことになった捜査官マギー。ネブラスカといえば、数年前に少年連続殺人事件が起き、捜査に加わった場所だ。少年の胸に十字架の形の傷を残す、残忍な犯行だった。当時、捜査当局がたどり着いた結論に納得できなかったマギーは、真犯人はまんまと逃げおおせたと信じていた。同じ場所で、またも教会絡みの事件―今も胸にわだかまりを感じながら、マギーは因縁の地に降り立った。FBI特別捜査官マギー・オデールシリーズ最高傑作。
著者等紹介
カーヴァ,アレックス[カーヴァ,アレックス][Kava,Alex]
ネブラスカ州の小さな町で育つ。広告とマーケティングを専攻し、約20年間デザイン、広告、PRのプロとして活躍した。2000年に『悪魔の眼』を書き上げ作家デビュー。処女作にしていきなりNYタイムズ・ベストセラーリストに登場し、FBI特別捜査官マギー・オデールを主人公とするシリーズで人気を確立。現在、著作は24カ国で翻訳されている
新井ひろみ[アライヒロミ]
1959年生まれ。徳島県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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chiru
2
おもしろかったです!飽きずに一気読みです。2017/09/29
いると
1
面白かった。一気に読んでしまった。2つの事件の連続殺人の犯人を追う内に、それがつながっていることに気付くマギー。読み手は分かっている情報が登場人物は片手しか知らない状況で進む話にやきもきしながらページを捲る手が止まりませんでした。今回はオールキャスト勢ぞろいの華々しさ。2013/09/18
ポヤン
0
面白くよめましたが…、やはり色々と薄っぺらいなーと。ここまでシリーズ5作読んでますので、面白くないわけじゃあないんですよ…。キャラクター・事件ともに血肉がかよってなくて、女性や子供が襲われる陰惨な事件なわりに感情移入もあまり出来ず。なんでしょう主人公マギーですかね、美人で能力高くトラウマ持ちの捜査官なんてキャラいっぱいいますけど、どーでも良い恋愛パートのせいか本当に薄っぺらい。ただ訳はよみやすいです、長時間の旅のお供にも合います。ただ再読するような本ではないなと。2015/08/13