- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > ノベルス
- > ハーレクインシリーズ
内容説明
初恋の相手、アレックスと数年ぶりに顔を合わせたレベッカは、彼の目に今もたぎる憎しみにおののき、凍りついた。かつて二人は令嬢とその使用人の息子という間柄ながら、惹かれあった。だが娘とアレックスの噂を耳にしたレベッカの父親は激怒し、アレックスの一家を追い出して路頭にさまよわせたのだ。今では彼もレベッカの父親と肩を並べる億万長者になったものの、過去に受けた仕打ちを恨んでいるのは明らかだ。そしてレベッカは、まだ皮肉な現実を知らずにいた。父親がどうしようもないほど多額の借金を抱えており、レベッカたち一族の命運を握っているのがアレックスだということを。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
7
力強く端正なヒーローを描かせたら天下一品な岩崎陽子さんのコミックを先に読んでいたので、小説は意外にあっさりして少々期待外れな感が否めない。裕福な家庭に育ったヒロインと使用人の息子として育ったヒーロー。後年立場が逆転し、悔しさをばねに財を築いたヒーローのものになった屋敷で借金返済のためにヒロインが勤めることに・・・、と話そのものはよくあるパターン。落ちぶれたヒロインを蔑んですっきりするはずがやはり彼女を憎め切れないヒーローの葛藤はよかったです。幼いころからのコンプレックスを跳ね除けるのは難しいのね。2014/07/06
ひまわり
1
モニター本。シリーズ最終作ということで大きな事件の決着がつきますが、前作未読のため良くわからないのが残念。 復讐に燃えるヒーローのはずが、ヒロインにメロメロです。ヒロイン父へのうらみより愛の方が大きかったのね~2010/11/21
サティーシャ
0
令嬢とその使用人の息子だが惹かれあい、父親は激怒し一家を追い出した。クラブの多額の借金と横領事件をおこした、レベッカの父親を助けることができるのは、今は父と肩を並べる億万長者になったアレックスだった。周りの評判を気にしすぎてなかなか前に進まないのがちょっと・・・2016/06/19
葉月
0
C2011/09/20
Mari
0
★★☆2011/11/25