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内容説明
カーラは正式に離婚をするため、別居中の夫ケビンを訪ねた。仕事ばかりで、家庭をまったくかえりみない彼に、もう一緒には暮らしていけないと背を向けたのが四年前。いまや地元の名士となったケビンは、さらに魅力と風格を増していた。そして、二週間彼とデートをして最後の一晩をともにするのなら、離婚に応じてもいいと、脅迫まがいの条件を告げる。もうすぐ別れるというのに、どうしてそんなことを…？憤りつつもほかに選択肢はなく、渋々カーラはその条件をのんだ。迎えた翌日、夫との久しぶりのデートは、カーラにとってひどく意外なものだった。
著者等紹介
サンズ，シャーリーン［サンズ，シャーリーン］［Ｓａｎｄｓ，Ｃｈａｒｌｅｎｅ］
１９９５年に小説を書きはじめ、これまで数々の賞にノミネートされてきた。カリフォルニア在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
23
図書館放出本。妻のためにと出世目指して邁進しているうちに、仕事が最優先になってしまった男性と、仕事中毒の父親のもと冷え切った家庭に育ったせいで夫の仕打ちに耐え切れず出ていった女性の、四年にわたる意地の張り合いに呆れながらも笑ってしまうHQです。でも、ボタンのかけ違いって本当に積み重ねだからなあ…。女子の気持ちよくわかります。四年も放置する男子の脳裏には（あ、これで仕事の専念できる）があったはず。まったくもう。2020/12/22
麻琴
2
仕事優先で家庭をないがしろにするヒーローに限界を感じ家を出たヒロイン。四年後、正式に離婚したいとヒーローに連絡すると二週間のデートと最後の一晩を離婚に応じる条件にされて…という話。ヒーローがそんなことを言い出したのがタイトルの通り復讐が目的というのが頂けない。未練タラタラのくせに。そもそも4年前逃げられたのもヒーローの自業自得のくせに。ヒーローの狙いを知ったヒロインにやり返されたのでスッキリしたからいいけど、自分の気持ちにギリギリまで気付かないバカなヒーローだった。→（コメント欄に続く。）2015/10/24
サティーシャ
0
仕事ばかりで、家庭をまったくかえりみない夫から離れて四年、正式に離婚するために別居中の夫を訪ねた。夫から二週間デートをして最後の一晩をともにするのなら、離婚に応じてもいいと、条件を言われるがそれは復讐だった。お互いに未練たっぷりでイライラしました。2016/06/08
くろうさぎ
0
妻の気持ちを顧みないヒーロー。愚かな復讐を・・・・。2011/09/07
Mari
0
★★☆2010/09/25
