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内容説明
ロザリンは自分を奮い立たせて、悪名高き実業家、ジョック・アルノーのオフィスに乗り込んだ。ロザリンが相続した土地を売るよう、彼の部下から執拗に迫られ、耐えかねた彼女は、ジョックに直談判しにやってきたのだ。目の前に現れたのは、最高に魅力的で狼のように危険な目をした男。ロザリンは湧きあがる欲望をおさえて、土地を手放す気はないと明言した。だが、ジョックは気にも留めず、露骨にロザリンを眺めまわすと、彼女をディナーへと誘う。僕があきらめるように説得する時間をあげる、と言って。女の直感が警告するのを感じながらも、ロザリンはそのチャンスに賭けてみることにするが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
1
概ね楽しめたけれど、しょっぱなからお互い性欲に翻弄されるのが、残念な展開でした。何であちゃらのお話は、人格を無視して見た目だけでその気になるのかなぁ…自分の住む家や、牧場を買収しようと嫌がらせをしてきている相手を一目見て、素敵だと思ってもいきなりベッドの中でのあれこれを初対面で想像するって、私的には無理だ。そしてヒーローが継母との約束を守り通していたのはいいけれど、それは異母妹に対してのことで、ヒロインには話す必要があったことではなかったかと思う。出来るヒーローが無駄に話をややこしくしていたお話でした。2016/09/08
サム
0
前作でのシスコンで重病なお兄ちゃんから 一人の素敵な男性に変わり 楽しめました。2009/07/21
こえん
0
H/Hともに頭が良くて理性的で良かった。ヒーローとヒーローの異父妹の確執に巻き込まれたヒロインが気の毒だったけど。まぁそれで一番大切なものに気づけたんだから、いいのかな。安易にヒーローを疑ってかかるヒロインが多い中、こういうヒロインは安心できて好きだった。2009/05/13