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内容説明
一家離散したエリザベスは、温かい家庭を夢見ていた。ある日、突然現れた男性ウッドロウに妹の死と姪の存在を知らされ、絶望と希望の狭間に立たされる。その姪を養女に出すよう迫られて困惑していると、ひとまず姪と会うために彼の家に行くことを提案された。警戒しつつも、彼女はうなずかざるをえなかった。ウッドロウは冴えない眼鏡をかけたエリザベスを見て、“いかにも未婚の伯母といったタイプだ”と、内心毒づいた。だが彼女を見つめるうちになぜかキスしたい衝動に駆られる。彼女を家に連れて帰るのも、そう悪くはなさそうだ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
1
ヒーローの一族はその体の大きさとルックスで女性の心をかき乱す、とありました。つまり、とっても人目を引くいい男なんです。ヒーローは口の重い働き者で率直で、傷ついた動物を次々拾ってきては世話するとっても温かい人。兄弟はいっぱい居たのに、気の重い任務を引き受けてしまう人のよさも好きです。ヒロインの孤独を受け止めて不器用ながらも慰めてくれるシーンにやられます。ただ、ヒロインもヒーローも頑固なんですよね。こじれると周りの人が手を貸してあげないと梃子でも動かないタイプ。愛すべきふたりでした。また好きなお話が増えた!2013/06/21