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内容説明
ケリーは雑誌で偶然目にした写真を見て、息がとまりそうになった。ジョー・タナーという男性の写真だった。それは25年前、政変で殺害されたとされる、アンブリアの王家の人々にそっくりだった。やはり王家の子供たちのうち何人かは生き延びていたのだ…。通信社に勤めるケリーにとって、彼の住所を調べるのは簡単だった。ケリーは休暇を取って、ジョーが住むカリフォルニアへと向かった。できるだけ接近して、彼のことがもっと詳しく知りたくて。でも近づきすぎて気づかれてしまった。彼を見失ったと思ったとたん、ケリーは、たくましい男性の腕で地面に押さえつけられていた。「君は誰なんだ?答えるまで、ずっとこうしていてもいいんだぞ」。
著者等紹介
モーガン,レイ[モーガン,レイ][Morgan,Raye]
アメリカのロマンス作家。現在、南カリフォルニアに住む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
砂月周
0
ヒーローは政変で生き延びた王子って設定ありきの話だから仕方ないとしても、ヒロインの猪突猛進なまでの持論の展開は何か違うかなと。結局ヒロインは何がしたいんだろう?自分の自尊心の為ならヒーローを身の危険に晒しても平気なの?と感じさせる言動が多かったので、感情移入出来ないまま読了。ヒーローと娘が絆を深めていく部分が、唯一の救いかな。前作がテンポよく読めただけに、ちょっと残念さが残る作品でした。2012/01/08
ひまわり
0
シリーズものの2作め。政変で死んだと思われてたプリンスが生きていたという設定。暗殺者が来るわけでもなくやけにあっさりしてる。陰謀なんかは次作に持ち越しなのかしら?2011/11/21