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内容説明
ケリーは親友がセッティングしたブラインドデートに出かけた。待ち合わせの場所はダンスクラブ。目印は赤い薔薇。三十分も遅れて、ようやく現れた男性を見て、ケリーははっとした。長身でハンサムなその姿は、映画スターを思わせる。彼は赤い薔薇を手に、ケリーにこう呼びかけた。「ミス・ケリー?」この人がデートの相手?こんなにすてきだなんて!とまどうケリーを彼はたちまち外に連れ出し、フェラーリに乗せた。そして彼女にこう言った。「CJと呼んでもかまわないかな?」私の名前はケリーなのに。いったいどういうこと?それにテキサス出身と聞いていたのに、言葉にイタリアの訛がある…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
9
文月今日子さんのコミックがよかったので安心して手を出せる。二組のブラインドデートの相手が入れ違って起こる騒動。夫と子供を事故でいっぺんに亡くしたヒロインは毅然としているのに優しさに溢れていて素敵。ヒーローは母親の思い出の地を買い取る為に会ったこともない女性との結婚を考慮中。…マジですか。その思い出の土地をカタに結婚を迫るCJが意外に魅力的で、拝金主義でドライだけれど料理上手だったりして率直で憎めない。人前で跪いてプロポーズというシチュエーションは自分なら勘弁して欲しいけれど、似合う人種がいるとは思う(笑)2014/10/03
ひまわり
2
家族思いのヒーローだけど、一歩間違えばマザコンだわ。 母親の思い出のためなら好きでもない女とでも結婚するって・・・2011/01/12
のんさん
1
すっごくキザでイタリアの伊達男って感じのヒーローが素敵ですねぇ。自信無げなヒロインも、自分の意見はしっかり言ってて好感が持てるタイプで読みやすかったです。2010/04/07
みろん
1
友人にブラインドデートを仕組まれた未亡人と、母のために悪女とデートすることにした実業家とのロマンス。目印を手違えて偶然知り合ったふたり。母のために悪女との結婚も考え、またなにがあっても亡兄の遺児を守ろうとする情け深いヒーローがグッド。設定も入り組んでて読み応えあり。2010/03/10
Mari
0
★★2010/02/11