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内容説明
ある週末、ジェシカのもとを父親が訪ねてきて信じがたい告白をした。父親は由緒ある屋敷の使用人だが、知らないうちに、貴重な美術品を盗んだ嫌疑をかけられてしまったのだという。屋敷の持ち主はイタリア人実業家セザリオ・ディ・シルベストリ。彼とは2年前、一度だけ食事をしたが、当然のように夜を一緒に過ごそうと誘われ、逃げ出したことがある。もう二度とかかわりたくないけれど、無実の父をなんとか助けたい。話し合いに向かったジェシカをセザリオは嘲笑してあしらったが、なおも懇願する彼女に真剣な顔で告げた。「取り引きに応じるなら君の父親を許そう。僕は子供が欲しいんだ」。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くまここあ
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★★★2012/12/18
MOMO
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いや、ジェスちゃん、そこまで求めちゃぁいかんだろ?と思ったのは私だけか?父ちゃんは何らかの形で罪を償うべきでしょ?いっくら騙されたようなもんだとはいえ、無罪放免を求めるのはどうかと思うぞ・・・。窃盗犯を逮捕できるよう警察に協力する代わりに、罪を軽くしてもらうとか、なんか他に方法はなかったのかい?おまけにセザリオ君がなんかしてくれるたんびに、意固地になって、まず文句を言うのもどうかと思うしさぁ・・・。もっとも、ジェスちゃんの<誰がどう言おうと、私がこれで良いといったら、いいの!>みたいなスタンスは好きよぉ!2012/03/10
砂月周
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シリーズ物と言えば前作のカップルたちが脇役で登場したりするんですが、今作はそんな気配もなく終わり「関連は?」とちょっと考え込んでしまいました。身内が犯した過ちをヒロインが償う展開にありがちな、被害者の立場を無視した一方的な自己弁護にはいつ読んでも納得が出来ず、ヒーローに同情。病と二人三脚で立ち向かうシーンが読みたかったなと思います。ヒロインの実父が出てきて引っ掻き回すのかな?と思ってましたが、出てこなくて良かった(笑) 2012/02/19
みータン
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前2作に関連薄いよね?イタリア人上流階級の実業家ヒーローと、ヒーローがイギリスに所有した館の馬を診る獣医ヒロイン、31歳バージンさま。人目を気にせず不格好な姿のヒロインだけど、ヒーローはそんなヒロインがなぜか気にかかって仕方がない。足が地についたようなヒロインの態度は好感度大でした。私好みだ~^^ ★42011/12/23