出版社内容情報
アーツ・マネジメントを「芸術と社会をむすぶ仕事」と位置づけ，特に公立文化施設，美術館，博物館との関わりを中心に，具体的な活動を考察した書。文化施設と地域・住民との関係や具体的な展覧会制作活動，施設のハードウェアなどについても検討を重ね，最終章では，地方分権時代の文化政策のあり方を示すとともに，官民市民協働の文化活動の要として公立文化施設のプラットフォーム機能の充実，そのために必要なステップを考えている。
１．アーツ・マネジメントとは
２．美術館の整備状況
３．公立文化施設の活動を見る
4．公立文化施設におけるアーツ・マネジメントの実際
５．公立文化施設とボランティア活動
６．美術館の活動と施設
７．展覧会制作のマネジメント
８．美術館を巡る危機と新しい動き
９．歴史的建造物を再生利用した大学博物館
１０．市民参加をファシリテートする
１１．文化活動と地域コミュニティ
１２．美術館と地域コミュニティ
１３．国際交流とアーツ・マネジメント
１４．ファンドレイジングと非営利投資
１５．文化政策の現状とこれから
