出版社内容情報
15章2部構成で,前半は材料を金属,セラミックス,高分子,半導体,複合材料の5つに大別し,それぞれの基礎的事項を解説。後半では,材料を情報通信,環境,資源・エネルギー,安心・安全などの用途に分け,材料の機能と利用方法について考えている。さらに,次世代の究極の材料技術として注目されているナノテクノロジーなど,最先端の材料研究開発の現状にも言及。
1.材料開発と人類の歴史、持続的社会との関わり
2.物質の構造、材料の特性と信頼性
3.金属材料、セラミックス材料
4.高分子材料、複合材料
5.半導体材料
6.セメント、コンクリート、木材
7.情報化社会を支える材料技術
8.ナノ材料と原子・分子レベル加工
9.地球環境と資源環境
10.環境とエネルギー材料-光触媒、電池材料
11.未来のエネルギー材料-超伝導材料
12.安心な生活空間のための材料-構造材料
13.医療診断・治療と材料工学
14.人工臓器・再生医学と材料工学
15.材料・環境・社会、これからの材料開発の方向