出版社内容情報
患者および患者予備軍の視点・立場から医療の現場で展開するさまざまな局面を見直し考察したユニークな書。個としての患者と社会の一員としての患者の視点・立場を主軸に、患者の権利、自己決定権、患者が満足する医療サービス、患者治癒力の向上、患者の安全管理、高度最新医療と今後の治療などのテーマで各章を構成。前半ではこれまで存在しなかった学問体系である「患者学」を学ぶ際の基本的事項をわかりやすく解説している。
1.はじめに
2.患者学(1)
3.患者学(2)ー患者からみた臨床試験
4.患者満足医療システムと企業原理
5.医療サービス
6.医療の質
7.医療の評価
8.高齢者の自立に向けて
9.医学教育
10.医療の倫理
11.患者安全管理
12.患者治癒力の向上
13.生殖補助医療・遺伝子治療
14.高度先進医療と今後の医療
15.健康と経済ー医療経済