放送大学教材<br> 乳幼児心理学 (〔新訂〕)

放送大学教材
乳幼児心理学 (〔新訂〕)

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  • サイズ A5判/ページ数 212p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784595113581
  • NDC分類 376.11
  • Cコード C1311

出版社内容情報

乳幼児期を対象にした研究はますます盛んになり,生得性をめぐる議論も白熱している。前著『乳幼児心理学』と同様,乳幼児期の発達を全般的に扱うが,本書では新しい知見が蓄積されつつある発達初期の問題をとくに多角的に取り上げ,乳幼児期の発達が,これに続く児童期以降の発達にとって最も重要な意義を持つものであることを提言している。「人間発達の可塑性」「乳幼児期の認知能力」「発達初期の気質と行動」「ことばの生まれる道筋」「日本の幼児教育実践者の信念と教育方法」「発達のリスクと臨床への基礎」などの章で構成。

 1.人間発達の可塑性-乳幼児期の発達の重要性
 2.乳幼児期の認識能力
 3.発達初期の気質と行動
 4.情動の機能と発達
 5.養育者-子システムと愛着の発達
 6.世界を捉えるしくみ-象徴機能の発生と認知機能の発達
 7.ことばの生まれる道筋-言語機能の発達
 8.対人関係-家族と地域社会の影響
 9.自他についての理解の発達
10.幼児の遊びと仲間関係
11.自律性の発達-自己主張と自己制御
12.日本の幼児教育実践を支える信念と教育方法
13.読み書き能力の獲得-一次的ことばから二次的ことばへ
14.発達のリスクと心理臨床的援助の基礎
15.乳幼児期から児童期へ-発達的な移行期を生きる