内容説明
全世界で2800万人に読み継がれるビジネス書の金字塔『チーズはどこへ消えた?』。それは、二人の小人と二匹のネズミの物語です。迷路でチーズを探しながら暮らす二人の小人と二匹のネズミは、あるとき大量のチーズを発見します。大喜びの二人と二匹。しかし、ある日目が覚めると大好きなチーズが消えていました。さっさと次の場所へチーズを探しに行った二匹のネズミ。しかし、二人の小人は…。小人が経験する変化は、あなた自身が直面している問題を解決するのにきっと役に立つはずです。
著者等紹介
ジョンソン,スペンサー[ジョンソン,スペンサー] [Johnson,Spencer]
アメリカ・ビジネス界のカリスマ的存在。心理学者であり、医学博士として心臓のペースメーカー開発にもたずさわった。2017年、78歳で逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
タナカ電子出版
32
マンガ版「チーズはどこへ消えた?」はとてもわかりやすく読みやすい🧀チーズとは、何か?人それぞれの価値観で読みといて欲しい。お金でも幸せでも何でも入れ替え可能な存在を探し求めて迷宮をさ迷い探す2人の小人の話。チーズを見つける事ができ、怠慢になっていく小人たち、いずれチーズが底をつき、いつまでも残ろうとする小人と新しいチーズを求めて旅たつ小人の両者を描いた物語。このマンガ版では新しいチーズを探す小人が正しい存在として描かれます。私としては残ろうとする小人にひかれます☺️今の日本の高齢者に見えて仕方がない😢2020/03/30
kou
22
漫画版も分かり易かった。「恐怖が無かったら何をする?」もう一度、自身に問いかけてみようかな。2020/06/19
❁Lei❁
16
ブックホテルにて選書していただいた本。進学と一人暮らしで慣れない生活にナーバスになっているので、ポジティブになれる本がいいです、とお願いした結果、選ばれたのはこの本でした。堅苦しいイメージがありましたが、読んでみてびっくり、小人とネズミがチーズを探すという寓話スタイルでした。チーズは人それぞれが求めるもの、安心や恋愛や仕事などを表しており、そうしたものの変化や消失にいかに対応するかという内容です。いつでも新しいチーズの匂いに敏感になり、変化を恐れずむしろ楽しもう、と前向きな気持ちになれました。2023/05/02
Miz
9
超ベストセラーのマンガ解説本。原作がヒットしている時は未読でしたので、マンガなら…ということで読んでみた。というか、あっという間に読了。時代の流れや変革に対応するフレキシブルな思考がないと干上がってしまいますよ、新たなチーズに辿り着きませんよ、ということか。確かに原作も薄い本ですが、内容は深い。変わることを毛嫌いせず、恐れないで前に進む。感銘を受けました。2020/11/07
あつ子🌼
8
本家を未読のまま、まずは漫画からと手に取ってみました。良いことたくさん書いてある!「たしかに われわれのほうが利口だよ だけど…今のところ あまり利口なことやってない 事態が変化しているんだよ…僕らも変わらなきゃいけないんじゃないかな」 ホーの困惑は、変わらないものなど何一つ無いこの世界で、私たちが"歴史"や"伝統"といったものに重きを置きすぎて膠着しているのでは、という疑念を呼び起こします。原理原則も現実論も、どちらも大事。日本の社会が活力を失っている今こそ必要な本なのだと思いました。2023/07/05