扶桑社新書<br> カラダはすごい!―モーツァルトとレクター博士の医学講座

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扶桑社新書
カラダはすごい!―モーツァルトとレクター博士の医学講座

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  • サイズ 新書判/ページ数 249p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784594077068
  • NDC分類 490.4
  • Cコード C0295

出版社内容情報

脳ミソを喰われても痛くない? ヒトラーは睾丸一個だった? ウンコはジャスミンの香りがする? 健康診断を毎年受けると短命に? 牛乳を飲みすぎると骨折する?
医療小説の名手・久坂部羊が自らの臨床経験をもとに語りつくす、世にも楽しい医学講座!
【概要】
ようこそ、ミステリアスな医療の世界へ――。
本講座では、モ?ツァルト、レクター博士、手塚治虫、ドストエフスキー、芥川龍之介、ゴッホ、デビットボウイなど、文学や映画、芸術を切り口に人体の不思議を紐解いてゆきます。
レクター博士に脳ミソを喰われても痛くないってホント? モーツァルトの耳はヘン? 「医療商人」にダマされない方法とは? 
面白くて眠れなくなるカラダのトリビアが満載です!

?読み出したら止まらなくなる全9講?
《第一講》実は医学はおもしろい――ウソがいっぱいの医学の不思議
(血を抜き取られたモーツァルト/健診を毎年受けると短命に?/女性に身体の内側はない? ほか)
《第二講》呼吸器系――息をしすぎて苦しくなる肺の不思議
(肺は3LDKのマンションより広い/キリンは息苦しい?/メタボ健診をすり抜ける裏ワザ/結核は過去の病気ではない ほか)
《第三講》消化器系――何でもクソミソにする胃腸の不思議
(絶妙な咀嚼のタイミング/早期の胃がんはほんとうに「早期」か/ないほうがいい? 胆嚢/大便のかぐわしき香り ほか)
《第四講》循環器系――息をしすぎて苦しくなる肺の不思議
(赤ん坊の心臓を一生使う/白血球にも赤血球が/心臓が止まる理由/高血圧の治療はあてずっぽう? ほか)
《第五講》神経系――魂は宿っていない脳の不思議
(なぜ言語障害は右半身麻痺に多いか/脳腫瘍は茶碗蒸しのぎんなん?/動く脳死患者 ほか)
《第六講》泌尿器系・生殖器系――医学が下ネタになる不思議
(1日150?の原尿/尿管結石の激痛/悩ましき前立腺/健気な精子たち ほか)
《第七講》感覚器系――他人と比べられない間隔の不思議
(左目が眩しいデビッド・ボウイ/モーツァルトの耳は「できそこない」だった/ネズミの背中に人間の耳が/鼻の滑稽さ、不気味さ ほか)
《第八講》内分泌系・リンパ系――ごく微量で効くホルモンの不思議
(唯一、身体に四つある臓器 副甲状腺/二種類の糖尿病/万能薬か毒薬か ステロイド/薄毛の特効薬 男性ホルモン阻害剤)
《第九講》皮膚・骨・筋系
(『ブラック・ジャック』に登場した全身の刺青/牛乳は骨粗鬆症の予防にならない/人肉食について ほか)


久坂部 羊[クサカベヨウ]
久坂部羊(くさかべ・よう)1955年大阪府生まれ。医師、作家。大阪大学医学部卒業。二十代で文芸同人誌「VIKING」に参加。外務省の医務官として九年間海外で勤務した後、高齢者を対象とした在宅訪問診療に従事。2003年『廃用身』で小説家デビュー。以後、現代の医療に問題提起する刺激的な作品を次々に発表。14年『悪医』で第三回日本医療小説大賞を受賞。主な小説に、『破裂』『無痛』『嗤う名医』『芥川症』『いつか、あなたも』『虚栄』『反社会品』『老乱』『テロリストの処方』などがある。新書『大学病院のウラは墓場』『日本人の死に時』『医療幻想 思い込みが患者を殺す』『人間の死に方』など小説外の作品手掛けている。

内容説明

ようこそ、ミステリアスな医療の世界へ。

目次

第1講 実は医学はおもしろい―ウソがいっぱいの医学の不思議
第2講 呼吸器系―息をしすぎて苦しくなる肺の不思議
第3講 消化器系―何でもクソミソにする胃腸の不思議
第4講 循環器系―だれかが動かす心臓の不思議
第5講 神経系―魂は宿っていない脳の不思議
第6講 泌尿器系・生殖器系―医学が下ネタになる不思議
第7講 感覚器系―他人と比べられない感覚の不思議
第8講 内分泌系・リンパ系―ごく微量で効くホルモンの不思議
第9講 皮膚・骨・筋系―骨が入れ替わる不思議

著者等紹介

久坂部羊[クサカベヨウ]
1955年大阪府生まれ。医師、作家。大阪大学医学部卒業。二十代で文芸同人誌「VIKING」に参加。外務省の医務官として九年間海外で勤務した後、高齢者を対象とした在宅訪問診療に従事。2003年『廃用身』で小説家デビュー。以後、現代の医療に問題提起する刺激的な作品を次々に発表。14年『悪医』で第三回日本医療小説大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ユウユウ

47
単行本のものを読んだことあり。クリスマスプレゼントでお互い好きな本を送りあおう企画をカミさんとして、買ってもらいました。医師ならではの小ネタ満載。久しぶりに羊たちの沈黙が観たくなりました。2018/01/10

羽衣 空

39
サブタイトルに惹かれ読んでみました。医学講座ではあるが、所々にユーモアありグロありと楽しめました。最後に紹介されていた図説 食人全書、恐いもの見たさで興味有。2017/09/07

りんご

37
久坂部先生による人体の豆知識盛りだくさん。ちょうど食事をしながら咀嚼についての項目を読んでて、口の中の食べ物と、舌、頬、歯などの動きを実感しながら読めた。無意識にもぐもぐごっくんしてて、本当に身体ってすごいわあ。「〇〇という説がありますが、根拠はありません」とバッサバッサと斬ります。気持ちいい。しゃっくりが長く続くと死ぬ→死にません。ギネスに載ってるしゃっくりが出続けた人は、68年間ずっとしゃっくりしてたって。止まって1年後に死んだって!むしろしゃっくりが止まると死ぬ。2022/03/12

carl

32
面白かった。カラダを一通りガイドに連れられ一周した感じだった(ミクロの決死圏・・古っ)。うす~くなんだけど知識を得て非常に勉強になった感じ。読み終わって、久部下氏の小説が読みたくなったのは筆者の作戦か?必然か?いずれにしても面白かった。今更ながら性器の作りを確かめちゃったもんね(笑)2017/11/27

るっぴ

29
知ったつもりでいた事が、間違っていた事が多々有り、勉強になった。一番ビックリしたのが、聴診器の話。面白かった。2018/04/04

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