内容説明
雪で立ち往生して救いを求めた館で謎の美女と出会った子爵は、奇妙な新年を迎えることに（『聖夜のギャンブル』）。大富豪の令嬢のクリスマス・キャロルが、黒男爵の心に火をつけたとき、炎は温かく燃えるのか、危険な爆発につながるのか（『火花散るとき』）。兄に急を知らせるため、王命でハイランドに帰郷する伯爵令嬢。困難な道中に付き添ってくれた相手とは（『雪降る夜にハイランダーと』）。ベストセラー作家三人の豪華な競作、「修養学校」シリーズ番外編の最後を飾る中編傑作集。
著者等紹介
フェザー，ジェーン［フェザー，ジェーン］［Ｆｅａｔｈｅｒ，Ｊａｎｅ］
エジプト、カイロ生まれ。１９８４年に作家デビュー。メリーランド在住
ジェフリーズ，サブリナ［ジェフリーズ，サブリナ］［Ｊｅｆｆｒｉｅｓ，Ｓａｂｒｉｎａ］
作家。米国ニューオーリンズ州生まれ。『背徳の貴公子』三部作（ＭＩＲＡ文庫）など。ノースカロライナ州在住
ロンドン，ジュリア［ロンドン，ジュリア］［Ｌｏｎｄｏｎ，Ｊｕｌｉａ］
ヒストリカル・ロマンスを中心に執筆。テキサス州オースティン在住
上中京［カミナカミヤコ］
関西学院大学文学部英文科卒業。英米文学翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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nayui
2
短編集その３。1作目：★★☆☆☆自由になる為の資金とはいえ、ヒロインがスリ・追い剥ぎ・イカサマって↓↓しかも悪人が成敗されずビミョーな終わり方…。2作目：★★★☆☆ 世捨て人・引きこもりヒーローものの定番ストーリーで想定の範囲内。3作目：★★★☆☆ 8年前にヒーローの悪辣な言葉で傷心しロンドンに渡ったヒロインと、火傷を負い享楽の人生が一変したヒーローが再会。ヒーローが御者に扮しているのを知らないヒロインが、本人に向かってヒーローの悪行を遠慮なくぶっちゃけているのに笑えた。ヒロインの兄の話は出るのかな？ 2013/04/14
くろうさぎ
2
やっぱり、修養学校の話には、シャーロットとマイケルの手紙のやりとりがないとねぇ・・・（・V・）「聖夜のギャンブル」どう考えても、奴らががっくり来るところがよみたいのに！「雪降る夜にハイランダーと」ヒーローってば、大事なことに気づくのには、かなりの代償が必要だったようですねぇ・・・。「火花散るとき」結局ヒロインってどんな顔なのかしら？？と考える。2013/02/24
blue_ash
1
ｻﾌﾞﾘﾅさん目当てだったのでそこから読んだが、小道具を上手くつかった温かみのある良いサイドストーリーだった。最初のは仮にもﾛﾏﾝｽでここまでさせることはないだろうにと思いつつ、部分部分は面白く読めた。この方はこのくらいの読みきりの短編の方があってる匂いがした(ﾋﾛｲﾝの名でとある少女漫画を思い出した｡どことなく境遇も近いような)。三番目の話はまたまたある映画をちょっと思い起こさせられた。時代や設定などは違うけど、身分を偽りながらの珍道中かつﾛﾏﾝｽ。この本自体あとX'masまで近くもなく遠くもない時期に2015/11/02
kyara
1
１作目ジェーン・フェザーは駄目だ！ヒロインもヒーローも魅力がなかった。恐る恐る二作目に突入したらあっという間に読了。３作目もテンプレながら面白かった。無理に３作にしなくて良かったのに…2013/11/22
みしえび55
0
３作とも楽しかった。2015/06/09
