扶桑社新書<br> 民主党はなぜ、日本を壊したのか

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扶桑社新書
民主党はなぜ、日本を壊したのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 198p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784594067199
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0295

内容説明

国旗国歌法案に賛成より反対が上回る政党。最重要な日米同盟を普天間問題でないがしろにする政党。尖閣諸島・竹島で前代未聞な不法侵入に無為無策な政党。「日本」を否定する摩訶不思議な民主党の正体とは。

目次

第1章 根本的な意味で「政治は感情で動く」
第2章 国民に向けられる破壊衝動
第3章 民主党政権の誕生を後押しした朝日新聞の「愚」
第4章 民主党に引き継がれた田中角栄の呪縛
第5章 「戦時下の日本」を再現しようとする民主党政権
第6章 日本再生へ!保守の復権

著者等紹介

辻貴之[ツジタカユキ]
昭和26年、和歌山県に生まれる。東京教育大学大学院理学研究科修士課程修了。公立高校教諭を経て、現在は著述業。最新の人間科学の成果を取り入れて政治・社会・教育の分野などで執筆活動を続け、保守派の論客として注目される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

木曜の男

6
破壊衝動については、納得できる部分もあり、牽強付会に感じる部分もあり。社会、共産主義の残滓⇒反米・反資本主義⇒日本の弱体化、という方向へ本当に無意識なのか、意識的に動いているのか。どちらにしろぞっとする。そもそもリベラル⇔保守って言葉自体語弊があるし。巧言令色鮮なし仁というが正にその通りで、護憲派、人権派なんてのの胡散臭さたるや目に余る。「平和」を訴えながら火炎瓶投げたりとか、言葉と行動が乖離してる、そういう人には気を付けましょう。2013/07/16

くりのすけ

4
日本社会を壊したのは民主党なのは間違いないが、それが最初ではなく、田中角栄や朝日新聞、さらには戦時下の革新勢力にまで遡ると指摘しているところは面白い。また、民主党が国家を解体し、そして、それを朝日新聞が支援するという構造もなかなか斬新である。勉強になる一冊だった。2014/06/06

液晶テレビはAQUOS

4
烏合の衆が集まった結果ということが述べられているかと思いきや、破壊衝動によってもたらされたという意外な切り口から民主党政権を分析している。民主党政権の基は社会党の生き残りがほとんどであり、田中角栄の存在も影響しているという。破壊衝動によって国を壊そうとされたのではたまったものではない。2013/01/27

巻野仁朗

3
憲法九条の危険性、田中角栄の裏の顔や過ち、旧田中派の害悪、保守派にとっては鬼に金棒なのが辻氏の著書だ。しかし、脳科学や心理学に基づく考察は私の心の中もえぐられているようで正直暗い気持ちになる事もしばしば。「家族との葛藤が疎ましいとか、共同体の束縛から解放されてみたいといった理由で、他者との人間関係を避けてばかりいては、幸せもまた遠ざかってしまいます。」104ページ。朝日新聞の罪も辻氏は容赦なく暴いているが、家族を否定する「孤族の国」キャンペーンを批判したこの言葉がグサリと来た。2016/11/24

TiawPai

2
民主党が政権喪失する直前に書かれた本で、ダマシオの理論「感情が思考をガイドする」を引用して、朝日新聞、左翼や革新勢力の「善意」や「憲法9条」にからめた国民に向けられる破壊活動を痛烈に批判しています。私にとっても原爆反対、軍拡反対を中国、北朝鮮でなく日本で活動する人たちの考えは謎です。そして、田中角栄から続く親中の呪縛で、外交を崩壊させ巨額赤字国家へと導いた経世会、民主党政権を滅多斬りしています。ただ、ネットの落書きではないので、もう少し言い方を考えた方が、より高説ではと思います。2018/03/14

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