内容説明
「変化」に幻滅してやっと成熟に向かう。排外主義は感情、保守は価値観である。30円で幸せになる能力を教養と呼ぶ。個性的であろうとしなくていいんだよ。思考にアソビがない純粋病は暴走する。3.11を挟む1年半・50回の対談集。
目次
単なる保守反動ではない「茶会」。「真のアメリカ人」とは誰なのか?
国境紛争だらけのロシアで、北方領土なんて二の次のはずだ
尖閣問題で興奮してる自称・保守の人たちは、単にヒマなのか
“赤い官房長官”と言われるけど、今どき右/左でもないでしょう
海老蔵よ、暴れるのはいいけど一流の“悪い人”と遊んでほしい
たった30円でハッピーになれる能力を「教養」と呼ぶ
「チェンジ」に幻滅した私たちは、やっと絶望という成熟に向かう
「保守」と書いて「チビ」と読む?日本と世界の「小さい人」を考える
“民衆が立ち上がったSNS革命”だけでは語れない複雑な事情
「55年体制」と同時に誕生して3月末でなくなる「赤プリ」にて〔ほか〕
著者等紹介
坪内祐三[ツボウチユウゾウ]
1958年東京都生まれ。文芸評論家。早稲田大学文学部英文学科卒業、同大学院修士課程修了。文芸クォリティマガジン『en‐taxi』(扶桑社)の編集同人をつとめる
福田和也[フクダカズヤ]
1960年東京都生まれ。文芸評論家。慶応義塾大学文学部仏文科卒業、同大学院修士課程修了。現在、慶応義塾大学環境情報学部教授。『en‐taxi』の編集同人をつとめる
石丸元章[イシマルゲンショウ]
1965年千葉県生まれ。ライター、作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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