内容説明
東アジア共同体構想、尾崎秀実、戦争責任、笠原和夫、安保、沖縄問題、東日本大震災、原敬、TPP、平沼騏一郎…。注目の論客たちによる、日本近現代史をめぐる必読の討議録。
目次
第1章 尾崎秀実から再考する「東亜協同体」の可能性
第2章 皇室の母性と天皇の超越性
第3章 日米安保と沖縄の五十年
第4章 ポスト安保の思想と運動
第5章 危機下の宰相―原敬と“おとな”の政治
第6章 平沼騏一郎―「複雑怪奇」な機会主義者
第7章 排外主義はどこにあるか?―幕末、言語、TPP
著者等紹介
加藤陽子[カトウヨウコ]
1960年生まれ。東京大学大学院博士課程修了。現在、東京大学大学院人文社会系研究科教授
佐藤優[サトウマサル]
1960年生まれ。同志社大学大学院神学研究科修了。85年に外務省入省。09年、外務省を失職。現在は作家として活躍
福田和也[フクダカズヤ]
1960年生まれ。慶応義塾大学大学院文学研究科仏文学専攻修士課程修了。慶応義塾大学環境情報学部教授。文芸批評家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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