内容説明
江戸の侍も東京のサラリーマンも、悩みはみんな一緒だった。不景気で全社的に減給(現代)=飢饉で俸禄の借り上げ(江戸)、成績ノルマのプレッシャー(現代)=お家のための金策(江戸)、休日には副業に精を出し、殿様の不祥事のもみ消しに奔走したり…。江戸‐東京間の往復タイムトラベル。
目次
第1章 江戸出府―主君の遊山先捜し(転勤;江戸屋敷(東京支社) ほか)
第2章 江戸詰の業務―無理難題の続出(別命下る;ご祝儀の額 ほか)
第3章 俸禄借上げ―おのれも藩も金融危機(迷信;副業 ほか)
第4章 主君の身に大事件―御家取り潰し!?(大事件;クロウト女 ほか)
著者等紹介
野火迅[ノビジン]
1957年、東京都生まれ。作家、江戸言葉・江戸文化研究家。出版社勤務を経て著述業に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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