内容説明
週刊ＳＰＡ！の人気対談。未発表の５本を含む２００８年以降の対談を収録。
目次
活字版ｉＰｏｄ「キンドル」にＤＳ。紙の「本」の未来はどうなるか？
大麻ってそんなに悪だっけ？かつての解禁論者も今や沈黙
御徒町の居酒屋、３１５円均一。カネがなくても街は楽しい
やっぱり自分に元手をかけないと、明日は来ない
大阪＝“人口８８０万人の夕張”で、橋下知事の壮大な実験が始まる
世界遺産、博士号、エセ文学賞。「肩書商法」に気をつけましょう
毒入りギョーザを生んだ構造とは？５割引でペイする食品は異常だ
ほとんどホラー映画の世界！靖国神社で明治の戦争画を観る
名門『主婦の友』休刊で考える婦人誌・女性誌の栄枯盛衰
良き校長が元恋人に脅迫メール。カソリック文学みたいな事件だ〔ほか〕
著者等紹介
坪内祐三［ツボウチユウゾウ］
１９５８年東京都生まれ。文芸評論家。早稲田大学文学部英文学科卒業、同大学修士課程修了。文芸クオリティマガジン『ｅｎ‐ｔａｘｉ』（扶桑社）の編集同人をつとめる
福田和也［フクダカズヤ］
１９６０年東京都生まれ。文芸評論家。慶応義塾大学文学部仏文科卒業、同大学修士課程修了。現在、慶応義塾大学環境情報学部教授。『ｅｎ‐ｔａｘｉ』の編集同人をつとめる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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阿部義彦
18
2009年発行。無責任に笑えて楽しかったです。週刊SPAで「これでいいのだ！」の題で連載していたお二人、坪内祐三さんと福田和也さんとの放談言いっ放しのコラム55選だそうです。2008年の分ですがとにかく笑えました。オバマ誕生、サザンの活動休止、アキバ殺人事件、田母神俊雄、ポニョ、筑紫哲也死去、三浦和義自殺、ありましたねー。私的には安倍晋が私生活で、麻生太郎の物真似をしている、に大爆笑です。ツボちゃんが3つ上、和也さんが一つ上なのでヤンチャな兄貴達の、毒舌を聞いてるようで、うう解るわーと楽しめました！2019/01/27
ぽしぇっと
1
2人とも教養が半端なく、流し読みするだけでもいろんな情報が得られた。2人が勧めてた高橋是清伝も読んでみよう。2012/08/10
よしき
1
サーカスで連載している石丸さんとの対談と違って、SPAって買うのを躊躇うような表紙のことが多々あるので、読んでいない内容がおおいです。まぁ、だからこそ面白いか。話に出てくる言葉が知らない言葉ばかりです。楽しく生きることが大事なのだと力説してくれます。2012/03/24
SigZ
0
★★★☆ 対談というよりも放談と表現すべき内容ではあるが、随所に現れる教養が並ではない。この二人の組み合わせだからこそ対談になるのであって、あとは誰と組み合わせてもインタビュアーとインタビュイーにしかならないだろう。福田・坪内どちらもある種の胡散臭さ・怪しさを持つ評論家ではあるのだが、ある意味、現在もっとも信用できる評論家でもある。与太話さえも芸になっているのはさすがだが、オムレツ食べてポークソテー食べてトンカツで締めたいってのは完全にオーバーカロリーだよ、福田さん。2010/12/18
shinsei1229
0
政治、歴史、文化を俎上に歓談してる文士の与太話を傍から聞いてるようです。一緒になって、面白がればいいんです。2010/01/31
