俺はあやまらない

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  • サイズ B6判/ページ数 333p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784594053390
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

文藝評論の新境地。
各界の、現代の巨匠を福田和也が斬る!
博覧強記の評論家、福田和也渾身の1冊。画家・大竹伸朗、建築家・磯崎新、落語家・立川談春など、現代の巨匠ら10名を解剖。彼らの芸の力と秘密を、文学の根源を暴く名作、ここに誕生。保田與重郎、吉田明、角川春樹、大江慎也、洲之内徹、中島貞夫らも登場。季刊文芸誌「en-taxi」の名評論、遂に単行本化。

内容説明

さいはてへの「文芸批評」。やさぐれた歓喜、デタラメの真情、どこにもない日本への旅。悪いつきあいがFUKUDAをどこまでも歩ませる。

目次

1 中野重治と大竹伸朗と鯛めしのこと
2 俺はあやまらない―詩と美のこと、及びフーテン
3 リトル・ウイング―吉田明と眠りもせず醒めもしない神
4 えいえうえいぐわ―磯崎新と破壊の贅沢
5 暗夜光路に―角川春樹放免祝賀句会
6 Good Dreams―大江慎也の一夜
7 江南秋風墟里煙―一手把蟹螫、一手把酒盃
8 逢仏殺仏 逢祖殺祖(仏に逢っては仏を殺し祖師に逢っては祖師を殺す)
9 極道よりも極道に―命懸けになるだけの値打ちのある女と盗んでも自分のものにしたい絵
10 現代暴力論―もしくはヤタケタな東映映画作品について

著者等紹介

福田和也[フクダカズヤ]
1960年東京都生まれ。文芸評論家。慶應義塾大学環境情報学部教授。1993年「日本の家郷」で三島由紀夫賞。1996年「甘美な人生」で平林たい子文学賞。2002年「地ひらく―石原莞爾と昭和の夢」で山本七平賞。2006年「悪女の美食術」で講談社エッセイ賞。季刊文芸誌「en‐taxi」同人、著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yuusi Adachi

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「entaxi」の紀行文をまとめて一冊。装丁の大竹伸朗の宇和島にあるアトリエから、東映プログラムピクチャー監督、中島貞夫を京都まで尋ねるまで。ある意味、旅ガイドともいえる。☆☆☆☆2013/11/29

さえきかずひこ

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雑誌『en-taxi』の連載をまとめたもの。守備範囲広いなあ。ところどころ美文が光るが、文章がコワモテすぎるなあ。2008/11/22

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